投資先進国の米国で、今もっとも注目されている金融商品が「ETF(上場投資信託)」です。

米国では年率2桁の成長で伸びており、今後は日本でも同じような人気の商品になると予想されています。

(引用:https://www.etf-gateway.jp/beginner/charm/)

ETF(上場投資信託)とは?

ETF(Exchange Traded Funds)は、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場されている投資信託です。

日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、特定の指数に連動する成果を目指して運用されるインデックス型投資信託の一つになります。

一般の投資信託ETF
上場・非上場非上場上場
取引価格1日1回算出される基準価額市場での取引価格
購入窓口証券会社、銀行証券会社
注文方法基準価額がわからない状況で購入・換金の申し込み成行・指値注文
取得時手数料投資信託、販売会社ごとに異なる証券会社によって異なる
信託報酬率ETFの信託報酬より高め一般投資信託より低め
最低投資金額1万円程度から1万円程度から購入できるが10万円程度が必要
信用取引できないできる

普通の投資信託は上場されていないので、上場株式のように値段を決めて取引する指値取引や、金額以上の取引ができる信用取引ができません。
しかし、ETFは上場しているので、株式と同様の取引方法を行うことができます。

また、普通の投資信託は1日1回算出される基準価格で取引されますが、ETFは売買価格がリアルタイムで決まるので、チャートを見ながら、株式投資と同じようにトレードを行うことができます。

ETFのメリット

1.分散投資がしやすい

株式投資で、個別の企業を選んで投資した場合は、その企業の業績による株価によって投資の成績が変わります。
業績が悪く株価が下がってしまった場合には、損失が大きくなる可能性があります。

ETFは投資信託なので、株式や債券などが色々と組み合わされた商品です。
投資対象となる指数は色々な銘柄で構成されており、一つの銘柄を購入するだけで、簡単に分散投資することができます。

商品の種類も豊富で、商品特性や地域特性などを分散させて、自分の思うようなポートフォリオを組んだ運用が可能です。

2.保有中の手数料が安い

投資信託の場合は、販売会社、受託会社、運用会社の3社に対して信託報酬を支払います。

ETFの場合は、販売会社に手数料を払わなくて良いので、一般の投資信託よりもコストを低く抑えることができます。

3.リアルタイムで取引ができる

投資信託は、1日に1度算出される基準価格で売買されます。

ETFは、市場に上場されているので、株式と同じようにリアルタイムで市場化価格が動き、証券取引所の取引時間であれば、いつでも売買が可能です。

ETFのデメリット

1.自動積立ができない

投資信託は、毎月などの自動購入できるシステムを利用した積立投資ができます。

ETFでは自動積立のシステムがないので、毎回自分で購入する必要があります。
「るいとう(株式累積投資)」を利用した自動積立を行うことは可能ですが、コストが割高になる可能性があります。

2.複利の効果を得るには手間がかかる

一般の投資信託では、一定期間ごとに分配金が支払われ、その分配金を自動で投資することができます。

ETFではそのシステムがないので、自分で購入する手間がかかります。

ETFで証券会社を選ぶポイント

ETFで投資を行うにあたって、証券会社を選ぶための重要ポイントは下記になります。

1.ETF売買手数料

取引のたびに売買手数料がかかりますので、安い証券会社を選ぶことでコストを抑えることができます。
積み立ての場合では毎月のように定期的に売買を行いますので、手数料もしっかりとチェックしましょう。

取引一回ごとのETF売買手数料比較(税込)

証券会社名

約定代金
10万円以下

約定代金
20万円以下

約定代金
30万円以下

約定代金
50万円以下

楽天証券

55円

115円

275円

275円

ライブスター証券

55円

106円

198円

198円

SBI証券

99円

115円

275円

275円

GMOクリック証券

96円

107円

265円

265円

カブドットコム証券

99円

198円

260円

260円

松井証券

0円

0円*/330円

0円*/330円

550円

マネックス証券

110円

198円

275円

495円

*松井証券では1日の株式約定代金合計が30万円まで無料となるのは、新たに信用取引口座を開設してから6か月後の末日までです。

※金利は年率・税引前表示 (2019年11月4日 現在)

一日定額のETF売買手数料比較(税込)

証券会社名

10万円以下

20万円以下

30万円以下

50万円以下

SBI証券

0円

210円

314円

471円

楽天証券

0円

210円

314円

471円

松井証券

0円

0円*/330円

0円*/330円

550円

GMOクリック証券

234円

234円

305円

438円

カブドットコム証券

ライブスター証券

440円

440円

440円

440円

マネックス証券

2,750円

2,750円

2,750円

2,750円

※金利は年率・税引前表示 (2019年11月4日 現在)

2.海外ETFの取り扱い

日本よりも成長率が高い世界のETFを購入することで値上がり益も期待でき、さらにリスクの分散にも繋がります。

海外ETFの取り扱い銘柄数&手数料の比較

証券会社

取り扱い海外ETF

海外ETF売買手数料

為替手数料

SBI証券

約360銘柄
米国ETF、中国ETFなどの取引可能

約定代金の0.45%
(税込0.495%)
最低手数料:0ドル
最高手数料:20ドル
税込22ドル)

1米ドルあたり
20銭

楽天証券

約350銘柄
米国ETF、中国ETF、シンガポールETFなどの取引可能

1000株まで
25米ドル

1000株以上
1株ごとに0.02米ドル(税込0.0216米ドル)追加

1米ドルあたり
25銭

マネックス証券

約290銘柄
米国ETF、中国ETFなどの取引可能

0.45%
(最低5米ドル 最高25米ドル)

1米ドルあたり
25銭

3.貸株サービスの有無

貸株サービスは、持っている株式を証券会社に貸すことで貸株金利を得ることができます。

ETFでおすすめの証券ランキング

1.楽天証券

・海外ETFの取扱種類が豊富

・ネット証券唯一のシンガポールETFを多数取り扱い

・楽天レバレッジETF、楽天証券なら手数料が0円

楽天証券 公式サイトへ

売買手数料
10万円まで(税込)

99円

海外ETF

貸株サービス

手数料無料ETF

楽天証券 おすすめポイント

楽天証券は国内ETF、海外ETFの扱取扱数が豊富。海外ETFでは外貨MMFを使った外為サービスも充実しています。

楽天投信投資顧問運用による「楽天225ダブルブル」と「楽天225ダブルベア」なら、ETF売買手数料が0円。

楽天証券 公式サイトへ

2.SBI証券

・売買手数料はネット証券で最安値クラス

・海外ETFの取扱い銘柄数が豊富

・ネット銀行との連携で資産管理が便利

SBI証券 公式サイトへ

売買手数料
10万円まで(税込)

99円

海外ETF

貸株サービス

手数料無料ETF

×

SBI証券 おすすめポイント

SBI証券の国内ETFは、売買手数料が安くネット証券では最安値となっています。
取扱商品の幅が広く、海外ETFでは米国、中国(香港)、韓国など200以上の国、セクター、商品の指数に投資することが可能です。

SBI証券 公式サイトへ

3.カブドットコム証券

・オリジナルサービスのフリーETFなら手数料が無料

・プレミアム積立®(プチ株®)なら500円から積立できる

・手数料がお得になる各割引サービスも併用可能

カブドットコム証券 公式サイトへ

売買手数料
10万円まで(税込)

99円

海外ETF

貸株サービス

手数料無料ETF

カブドットコム証券 おすすめポイント

ETFの売買には証券会社が定める株式の売買手数料がかかります。「フリーETF」はカブドットコム証券のオリジナルサービスで、指定のETF銘柄を売買手数料が無料で取引できます。

ETFの他では、割安な株式売買手数料、完全平等で抽選されるIPO、リスクを抑えて株主優待を獲得するつなぎ売りできる銘柄を多く扱っているなどのメリットがあります。

カブドットコム証券 公式サイトへ

4.マネックス証券

マネックス証券

・米国株の取扱銘柄が豊富

・米国上場株式の手数料が格安

・ゼロETFなら米国株取引手数料(売買ともに)を実質無料

マネックス証券 公式サイトへ

売買手数料
10万円まで(税込)

110円

海外ETF

貸株サービス

手数料無料ETF


ゼロETF

マネックス証券 おすすめポイント

マネックス証券は2017年2月ら、米国ETFの株式売買委託手数料が実質無料になる「ゼロETF」を開始しました。海外ETFの取引手数料が無料になるのは国内初のプログラムで、マネックス証券だけのサービスです。

米国ETFは、国内株式や国内ETF、インデックスファンドなどと比べて、手数料が高い事がデメリットでしたが、ゼロETFを利用すると米国ETFが実質無料で売買できます。

マネックス証券 公式サイトへ

5.GMOクリック証券

・国内ETFの取引が割安な手数料

・高機能な取引ツールを多数完備

・全ての取引をひとつのID・パスワードで可能

GMOクリック証券 公式サイトへ

売買手数料
10万円まで(税込)

95円

海外ETF

×

貸株サービス

手数料無料ETF

×

GMOクリック証券 おすすめポイント

GMOクリック証券の売買手数料は他の証券会社と比較しても最安水準。なかでも現物取引20万円以下の手数料は、業界でもトップクラスの安さとなっています。
投資信託や海外ETFの取り扱いがないので、国内ETFの売買を中心に取引する人向けの証券会社といえます。

GMOクリック証券 公式サイトへ

6.ライブスター証券

ライブスター証券

・国内最安値の売買取引手数料

・みんなの株式ネット証券ランキングの手数料部門1位

・チャートタイプが豊富なPC用取引ツール「livestarR」

ライブスター証券 公式サイトへ

売買手数料
10万円まで(税込)

86円

海外ETF

×

貸株サービス

手数料無料ETF

×

ライブスター証券 おすすめポイント

ライブスター証券は手数料が安いことで有名で、みんなの株式ネット証券ランキングの手数料部門で1位に輝いています。現物や信用取引の多くの価格帯で株式売買手数料が最安値となっているので、多く売買する予定の方にはおすすめの証券会社です。

ライブスター証券 公式サイトへ

ETF 証券会社一覧表

証券会社名

国内
約定代金
10万円まで

海外ETF

貸株サービス

フリーETF

SBI証券

99円

約280銘柄

×

楽天証券

99円

約350銘柄

松井証券

0円

約240銘柄

×

GMOクリック証券

96円

約35銘柄

×

カブドットコム証券

99円

約20銘柄


8銘柄

ライブスター証券

88円

×

マネックス証券

110円

約290銘柄

(2019年11月4日 現在)