積立貯金(つみたてちょきん)は、色々な銀行で利用できる便利な預金サービスです。

積立貯金のイラスト

このページでは、一定の期間や目標の期間、目標となる金額に、確実にお金を貯めたいと考えている方に向いている「積立貯金」を分かりやすく紹介しています。

積立貯金の金融商品としてのしくみ、金利や利息、口座開設の方法や解約のしかたなど、基礎知識を理解することで、今まで以上に便利にお金を貯めることができます。

積立貯金のポイント

  • 毎月など定期的に預金を行う貯蓄方法
  • 積立をする期間や回数は自由に決められる
  • 基本的には一定の金額を継続して積み立てる
  • 銀行によっては普通預金から定期預金へ自動で積み立てが可能
  • 預金先は定期預金として預けられる事が多い

積立貯金のしくみ

積立貯金は、文字通り貯金を積み立てていく預金商品です。

例えば5年後に100万円を貯めたいなど、自分が目標とする時期に、一定の金額を貯金しておきたい時に多く利用されています。

積立貯金の仕組みは、2つのパターンがあります。

積立貯金

預金開始時に、満期までの預け入れ期間預入金額を決める方式です。

たとえば、毎月20日に1万円を貯金するように設定し、預け入れ期間を1年とします。

この場合、1万円を12回貯金することになり、満期時には12万円が貯蓄できています。

満期は積み立てを開始して12回目の貯金が行われた後、据置期間をはさんで一ヶ月後などになります。 据置期間とは、満期日まで一定の間で預金しておく期間です。

この方式は、過去にはゆうちょ銀行などでも取扱いがありましたが、現在は七十七銀行など一部の地方銀行のみで取扱いが行われています。

積立定期預金

現在の積立貯金の多くが「積立定期預金」という商品です。

一定の期間を決めてお金を預ける「定期預金」「毎月」預金していく方式になります。

(参考:イオン銀行

以前は通帳を銀行窓口まで持参して、預入する方式が主流でしたが、現在は、普通預金から自動振替で預金する「自動積立定期預金」が主流になっています。

自動積立定期預金

「自動積立定期預金」は、毎月、自分で指定した日になると、自動で普通預金口座から定期預金口座へとお金が振り込まれる形で貯金が行われます。

ですので、自分で毎月お金を移動する手間がありません。

また、銀行によってはボーナス月などに、加算して預金する設定も可能です。

貯金する口座は、定期預金口座なので普通預金口座より金利が高いケースが多く、資産運用の面ではほんの少しだけ優れているといえます。

便利な自動送金サービス

積立貯金は、銀行の普通預金口座から引き落としたお金を、定期預金口座に積み立てる貯金です。

ですので、銀行の普通預金口座に、積み立てるための現金を入金しておく必要があります。

給与を積立貯金で資産構築したいと考えている方は、給与が振り込まれるメインバンクの銀行で積立貯金を始めると、資金移動を行う必要がないので簡単です。

金利を少しでもアップさせたい方や、メインの銀行が自動積立サービスを行っていない場合は、「自動送金サービス」を行っている銀行を利用してみましょう。

自動送金サービスは、積立貯金を行う銀行が、他の銀行口座の預金から、自動で資金を移動してくれるサービスです。

イオン銀行の場合、毎月指定した日に一定金額を手数料無料で資金移動してくれます。

このサービスを利用すると、給与がメインバンクに振り込まれても、自動で給与口座からイオン銀行へ資金を移動して、自動で積立貯金を行ってくれます。

銀行名自動積立自動入金サービス
イオン銀行
楽天銀行
ソニー銀行
みずほ銀行

積立貯金の金利・利息

積立貯金の利息

積立定期預金も普通の定期預金のように、預けたお金に対して金利に応じた利息が発生します。

積み立てる定期預金の預入期間は、積立期間によって異なります。

イオン銀行の場合、13ヶ月以上の積立期間を設定したケースでは、定期預金は1年もののスーパー定期として預金されます。
2年間の積立貯金を行う予定であれば、24ヶ月間、毎月1年定期を預金する事になります。

貯金の金利は銀行によって異なっています。
少しで金利を重視したい場合は、金利の高いネット銀行などで積立貯金を始めるでよいでしょう。

なお、発生した利息には20.315%の税金がかかります。
利息はあらかじめ税金分を引いて入金されますので、自分で税金を納める必要はありません。

積立定期預金 100万円未満の適用金利(単位%)

銀行名6カ月定期1年定期3年定期
イオン銀行0.080.080.08
楽天銀行0.020.030.03
ソニー銀行0.050.02
みずほ銀行0.010.010.01

(2019年9月2日 現在)

積立貯金の取扱金融機関

銀行・ネット銀行

積立貯金をネット銀行で口座開設する場合、銀行の店舗まで行って口座申込の手続きするという手間を省くことができます。

積立貯金を始めるには、まずは普通預金の口座を開設する必要がありますが、こちらもネット上の手続きだけで完了することができます。
本人確認書類もスマホからアップロードするだけで登録する事が可能です。

すでに、ネット銀行で普通預金口座を開設済であれば、ネットやアプリ上の手続きだけで積立定期預金を始めることができます。

メガバンクや地方銀行での窓口で、積立貯金を申し込む事ができます。

普通預金口座をすでに持っていても、新規の口座を開設する場合と同様の手続きが必要になります。
その際「本人確認のための身分証明書、銀行印、引き落としする普通預金口座」が必要ですのであらかじめ用意しておきましょう。

銀行によっては電話や書類の郵送で口座開設できる場合もありますので、各銀行で確認しましょう。

お金の入金方法

積立定期預金の入金方法は、1回の積み立てで入金する金額と、入金する日を決めます。

毎月給料日の翌日に3万円を貯金すると設定した場合、設定に従って自動で普通預金口座から積立貯金口座へと3万円が振り込まれます。

これを積立期間が終了するまで、毎月繰り返します。

積立期間は、金融機関で定められた期間内で自由に決めることができ、目的の時期までにお金を貯めておきたい時などに便利です。

また、銀行によっては毎月の預金金額を、一定の月に増額できるサービスを行っています。
例えば、6月と12月のボーナス月には多めに貯金をしたいという方におすすめです。

銀行名最低預入金額積立期間増額振替
イオン銀行500円6カ月~40年年6回
楽天銀行1,000円1ヶ月~10年年12回
ソニー銀行1,000円定めなし年2回
みずほ銀行1,000円6ヶ月~10年年0回
万が一、普通預金に残高がない場合

自動積立貯金は、普通預金の口座から定期預金の口座へと振替が行われます。

しかし、万が一普通預金の口座に積み立て分の資金がない場合、多くの銀行では当月の積立が行われない形になります。

翌月に2ヶ月分まとめて引き落とす訳ではなく、次の月も基本設定通りの金額が積み立てられます。

積立貯金満期になった場合

積立定期預金の預入期間は銀行によって取扱いに違いがあります。
毎月の預入は「1か月、6か月、1年、3年、5年」などの預入期間が決められた定期預金になります。

預入期間を1年と決めた場合は、1年の定期預金を毎月預け入れるしくみです。

積み立てた定期預金が満期を迎えた際には、以下のような取り扱いとなります。

満期後の扱いの種類

・自動払戻し

元金・利息とも普通預金口座へ入金。

・元利金継続

満期時に発生した利息を元金に加えて、預入時と同じ預入期間で継続。

・元金継続

元金は預入時と同じ預入期間で継続して定期預金になり、利息は普通預金口座に入金。

途中で解約したい場合

積立貯金を利用していても、満期日前に解約したい緊急の場合も出てきます。

今すぐにお金が必要になった場合などは、理由は問われることなく中途解約が可能です。

ただし、満期前の解約の場合には、中途解約利率が適用され本来の預金金利よりも低い金利が適用されるますので注意しましょう。

中途解約しても、元本が減ることはありませんのでご安心ください。

積立貯金のメリット

1.ほったらかしでお金を貯められる

自動積立定期のメリットは、なんといっても自動で毎月お金を預金し続けられることでしょう。

毎月いくらかを貯金していこうと考える人は多いと思いますが、毎月銀行にお金を預けに行き、決まった額を貯金し続けるのは意外と手間で面倒なものです。

自動積立定期貯金なら毎月決まった日に、自動でお金が貯金されていきますから手軽で確実です。

大きな買い物をするためにお金が必要な時、友人との旅行の費用を貯めておきたい時など、一定の金額を期日までに貯めたいケースではとても便利なサービスです。

普通預金口座から定期貯金の口座へ自動でお金が移動して積み立てされるので、一度申込みの設定をするだけで、あとは積立期間が終わるまでほったらかしでも大丈夫。

2.引き出しにくいので貯まる

定期預金は、普通預金のように出し入れ自由な預金ではありません。
普通預金のお金はキャッシュカードを利用して、コンビニのATMなどですぐに引き出すことができますが、積立定期は自由に引き出すことはできません。

積み立てた定期預金を引き出すには、定期預金を解約して、そのお金を普通預金口座へ移す必要があります。
そして、普通預金に入金されたお金を引き出す形になります。

お金を引き出すまでにちょっとした手間がかかる事で、解約しづらい状態になり、その結果としてお金が残る事になります。

しかし、万が一の場合は中途解約も可能ですから、必要に応じて好きなタイミングでお金を引き出すこ事可能です。

3.安心の元本保証

積立定期預金は、投資商品ではなく預金なので、預けたお金は元本保証されています。

また、預金保険制度(ペイオフ)の対象となっているので、金融機関に万が一のことがあっても1,000万円とその利息分が保護されますので安心です。

積立貯金なら自動積立定期預金が貯めやすい!メリットが多い銀行の選び方

積立貯金のデメリット・注意点

1.口座開設時の注意

積立貯金のデメリットは、口座開設に少し手続きが必要になるケースがあることです。

銀行によっては、普通預金口座を開設する時などに比べて手間がかかるなと感じることもあるかもしれません。

2.金利が低い銀行もある

マイナス金利の影響もあり、長期的な積み立てをする割には金利が高い訳ではありません。

基本的には定期預金なので、資産運用として見た場合、投資商品と比べると利息の面でのメリットは期待できません。

3.口座振替は本人名義のみ

普通預金口座から積立口座への預金は、本人の口座同士以外では積み立てができません。

例えば、母親である自分の口座から、子供名義の口座への積み立てなどはできなくなっています。

4.代理人が申し込む場合

銀行の窓口で家族などの第三者が口座開設などの手続きを行う場合、銀行によっては委任状などが必要になる場合もあります。
また、口座開設者本人の身分証明証や、来店者の身分証明証も提示する必要があります。

銀行によって手続きが異なりますので、銀行の窓口で確認しておくとよいでしょう。

積立貯金の非課税制度

一般的に、貯金で発生した利息には、20.315%の税金がかかります。

しかし、障害者手帳の交付や遺族厚生年金を受けている方が利用できる非課税制度「マル優」と「特別マル優」を利用することで税金を非課税にすることができます。

マル優とは「障害者等の少額預金の利子所得等の非課税制度」で、一定の条件を満たした対象者のみが利用できる制度です。
すべての金融機関の預金を合計して、元本350万円までの利子が非課税の扱いになります。

積立貯金もマル優の対象商品ですので、該当される方は活用を検討されるとよいでしょう。

積立貯金まとめ

お金を貯める方法

立貯金は、毎月決まった額をコツコツ貯金していく点が大きな特徴です。

今あるお金を貯蓄しておくのではなく、将来の収入からいくらかを先取りして貯蓄に回すイメージです。

銀行の口座を使って毎月一定額を確実に貯めていきたい方には非常に便利なサービスで、満期日までの期間が自由に選べるのも魅力です。

積立貯金のポイントと金融機関の選び方

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