1.投資の目的を確認する

あなたが株式投資を行う際の「目的」は何でしょうか?

もちろん投資ですから利益が目的ですが、資産運用をしたいのか、生活費の足しにしたいのか、その目的は人によって様々です。株式投資はその目的にあった投資方法があります。

今まで投資経験の無い方がいきなり高額を使って投資を行うのには、お金を失ってしまう可能性が高すぎます。

それぞれの目標に合った投資方法を選ぶことが大切です。まずは自分の投資の目的をはっきりとさせてから、株式投資に挑みましょう。

2.投資用資金の確認

 自分の資産の中で、投資と貯金の割合はとても大事です。

一気に儲けを狙おうと、生活に支障の出るレベルまで投資をするのはあまりに危険が大きすぎます。

投資は「無くなっても生活に支障の無い金額」、余剰資金で始めるのをおすすめします。

今現在の貯蓄と今後も確定している給料などの収入を確認して、衣食住に必要な生活費を引いてみましょう。生活費は、例として1ヶ月分×半年分+これからありえる大型出費の計算方法で算出します。

この余剰資金の中から、無理のない範囲で投資をしていきましょう。

3.投資知識を身につける

 投資には資金だけでなく、知識ももちろん必要です。

株についての基礎知識やその仕組み、トレードスキルや実践的な知識など勉強することは色々あります。

インターネットなどでも様々な知識が記されていますが、おすすめは本から学ぶ方法です。

複数の著者の作品を複数読むことによって、多角的な知識を身につけられます。

4.投資スタイルを選ぶ

短期のトレード

スキャルピング

スキャルピングは、数秒から数分間の短時間に売買を行って利益を得るトレード方法です。値幅が小さい為、数多くの売買を繰り返す必要があります。トレード中はパソコンの前に張り付いている必要があります。

株式投資のスキャルピング

デイトレード

デイトレードは、1日の取引時間で何度も売買を繰り返し、売却差額で利益を得る方法です。買ったその日に株を売ってしまい、翌日まで持ち越すことはありません。

株式投資のデイトレード

中期・長期のトレード

スイングトレード

スイングトレードとは、数日間~数週間の比較的短期の間に取引を完結させる手法です。1日中チャートを見て値動きをチェックしないで済むのがメリットです。夜間などの間に予想外のニュースがでた場合、損失が大きくなってしまうデメリットがあります。

株式投資のスイングトレードとは?

バリュー投資

バリュー投資とは「割安株投資」とも呼ばれます。その株の本来の価値を見極め、その価値が市場では安く評価されており、今後正しい評価を受けた際に株価が上昇するであろう会社に投資する投資方法です。

割安株(バリュー投資)投資とは?

成長株投資

「今後大きく成長するであろう株」を買う方法です。仮に株価が多少高かったとしても、将来その会社の成長や技術革新によって、価格より値上がりする会社に投資する手法です。

成長株(グロース)投資とは?

5.自分の売買ルールを決める

株式投資を行なう際には、自分で売買ルールを決めましょう。

株式投資はギャンブルではありません。自分でルールを決めることによって、損失を制限して資金を守ることに繋がります。

少なく以下の4つのことに関してはルールを決めることおすすめします。

購入判断

急騰している、みんな買っているなどの安易な理由で購入に走らないようにしましょう。少なくとも数週間のチャートの値動きをチェックしてから買いましょう。

金額

自分がどこまで投資に使うのかをあらかじめ決めておきましょう。資金管理が出来ていなければ、いつまでたっても資金を増やすことには繋がりません。

利益確定

利益確定とは、自分で「買値から◯%上昇したら売る」などと決めておく事です。もちろんそれ以上に利益が上がることはあるでしょうが、これを決めておかないといつまで経っても売る決断ができません。確固たる意志をもってこのルールを守りましょう。

損切

損切とは損失確定のことです。損失を最小限に留めるため、株を売却する手段のことです。「いつかまた上がるだろう」と思って、損切を行わないと、損失額が膨大になってしまう可能性があります。

6.証券会社を決める

証券会社を大きく分けると、「インターネット証券」と「総合証券」に分けられます。

インターネット証券は、24時間いつでも注文ができ、手数料が安いのがメリットです、総合証券と比べると、手数料が5分の1~10分の1になります。

総合証券のメリットは、証券会社の人に銘柄の選び方や売買のタイミングなどを相談が出来るという点です。意見を聞いたり、情報を得ることができます。1取引数千円と取引手数料が高いのがデメリットとなります。

株式投資でかかる手数料

証券口座には一般口座と特定口座があります。

一般口座

一般口座とは利益にかかる税金が源泉徴収されない口座です。利益がでた場合には自分で年間取引報告書を作成して確定申告を行う必要があります。全ての取引の損益を自分で計算しないといけないので、知識のある方向けの口座です。

特定口座(源泉徴収あり)

証券会社が年間取引報告書を作成して、利益が出た分の税金もあらかじめ引いて口座に入金をしてくれる口座です。初心者の方はこちらの口座で始めるのが簡単でおすすめです。

特定口座(源泉徴収なし)

証券会社が年間取引報告書を作成してくれますが、確定申告は自分で行う必要がある口座です。万が一、損失が出たときに、1年分の取引で利益が出た分と相殺できる損益通算をできるメリットがあります。

NISAについて

NISAとは少額非課税制度の事です。年間120万円の投資で、その中ででた利益には税金がかかりません。NISAは専用の口座を解説する必要があり、1人1口座しか作る事ができません。

くわしくは「NISAのしくみ」で説明しています。

7.トレードツールの取り扱い方法を確認

 株の取引や情報収集に欠かせないのが、証券会社のトレードツールです。

パソコン・PC版

証券会社がそれぞれの特徴のあるトレードツールを出しています。自分で扱いやすい、見やすい思った証券会社のツールを探しましょう。

 スマホ版

スマホには株取引アプリが数多くリリースされています。まずは自分の取引している証券会社のアプリを入れましょう。その他複数のアプリを見比べるのがおすすめです。

 タブレット版

タブレットでも、基本はスマホと同じ使い方です。スマホよりも画面が大きい為、見やすいのがメリットと言えます。

8.取引口座へ入金

 証券会社で口座を開設してから、株の売買取引をするためには、資金を預ける必要があります。

一般的には銀行振り込みが基本ですが、利便性からネットバンクの利用が増えています。ネットのリアルタイム送金は手数料がかからず、入金がリアルタイムに反映されます。これを即時入金ともいいます。

また、SBI証券など、ネット銀行をもっている証券会社は様々な連携サービスも行っています。

通常の振込を行なう場合は、金融機関所定の手数料がかかります。午前9時~15時の間に振り込まれたものは、その日の入金になり、それ以外の時間は翌営業日扱いになります。

9.購入銘柄の選定

次は購入する銘柄を決めましょう。

自分で決めた売買ルールに従って、買うべき会社・銘柄をチェックしていきましょう。

銘柄を決める上で使える指標がいくつかあります。

ファンダメンタルズ分析

企業の財務状況や業績を元にして、その企業の価値を分析します。

株式投資のファンダメンタルズ分析

PER

PER(株価収益率)とは、企業の収益力と株価を比較し、その株価がどの水準にあるのかを調べる指標です。

その会社が出す利益に対して、今の株価が割安なのか割高なのかを判断する指標となります。

PERとEPSの意味と関係

PBR

PBR(株価純資産倍率)とは、1株あたりの純資産額を見て、それに対する株価の状況をはかる指標になり ます。その会社の資産から、企業価値にあった株価なのかを判断するのに役に立ちます。

PBRとBPSの意味と使い方について

会社四季報

会社四季報とは、多くの会社の財務状況や業績が掲載されている書籍です。短期から長期まで、様々な投資家が一度は目に通す本です。年4回四半期ごとに出版されています。

株で大切な財務諸表の読み方と種類

10.買い注文

買う銘柄が決まったら、買い注文を出します。

「どの株を、いくら分、どんな注文方法で、いつまでに買うか」を決めます。

必要であれば、チャート確認して今の株価の動向から、次に株価がどう動くかを予想するテクニカル分析を行って購入のタイミングを決めましょう。

株の注文方法について

11.チャートをチェック

株を買ったら、日々の値動きをチェックしていきましょう。株価のチャートは証券会社のホームページやスマホアプリでも確認することが出来ます。

中長期のトレードの場合、世界各国の情勢や国内の事故など、突発的なニュースによって株価が乱高下する可能性もあります。自分の利益確定や損切のタイミングはもちろん、チャートのトレンドも確認しておきましょう。

株価が変動する要因とは?

株の権利落ち とは?権利落ちすると株価はどうなる?

12.配当金・優待の受取

配当金や株主優待を受けとれる日は、各会社がそれぞれ定めています。その日を「権利確定日」といいます。

権利確定日の時点まで株式を保有していれば、配当金や優待を受け取れます。

配当金の場合は権利確定日から2~3ヶ月後に、郵便小為替で送られてきます。これは証券会社で手続きをして銀行振込にしてもらうことも可能です。

13.売り注文で利益確定または、損切り

自分で決めたルールに基づいて、売るタイミングを決めます。

「買った時より◯%上がった所で売る」と決めたならその時点で売り注文をだします。また損切を決めることも大事です。決断しないと、損失が大きくなってしまう可能性があります。

14.税金の申告

株式投資によって利益が出たなら、税金の申告をします。

この税金の申告が必要な人と、不要な人に分かれます。それは以下の人です。

税金の申告が必要な人

一般口座、または源泉徴収なしの特定口座で取引を行っている

税金の申告が不要な人

1.NISA口座のみ

2.源泉徴収ありの特定口座で取引を行っている、

3.年間の利益が配当金のみ

4.年収2,000万円以下であり、譲渡所得が20万以下である会社員

特定口座には源泉徴収ありと、なしの口座があります。ありの口座ですと、証券会社が代わりに納税してくれますので、確定申告が不要となります。

株式投資を始めるための証券会社の選び方

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