株の出来高とは?

株の出来高(引用:SBI証券)

株の出来高とは、株式市場で売買が成立した株数のことを言います。

出来高は、それぞれの銘柄の売買株数から株式市場全体での売買株数合計も計算されています。

一般的に売買が盛んになり、出来高が増えてくると株式市場は活気づきます。
株価の上昇に伴って出来高が増えると、株価は上がると見なされ、買い注文が集中して株価上昇に勢いがつくようになります。

具体例を見てみましょう。

(※楽天証券 マーケットスピードⅡチャートより)

出来高ランキング上位銘柄として常連のみずほフィナンシャルグループ(8411)のチャートです。出来高はチャート下部に表示されています。みずほフィナンシャルグループの株は1日の出来高が数千万~2億ほどもあり、売買が盛んに行われています。

銘柄別の出来高ランキングは証券会社の取引ツールで簡単に調べることができます。

(※楽天証券 マーケットスピードⅡ出来高ランキング(※ETF除く)より)

出来高上位銘柄は、東証1部の銘柄や1株あたりの価格が数百円台と安価な銘柄が多い傾向にあります。

なお、出来高は100株の買い注文と100株の売り注文が成立した場合には、出来高が100株となります。200株とはならないことに注意しましょう。

出来高と相場の関係

上昇トレンド・下降トレンド

上昇トレンドとは

トレンドとは株価が進む方向を言い、上昇トレンドとは、株価が上向き傾向にあることを言います。

上昇トレンドの傾向として一時的に株価が値下がりすることがあっても、上昇トレンドが続く限り、株価は値上がりします。

これは投資家の期待が出来高の増加に反映されたもので、すなわち、上昇トレンドにある株を購入した方が勝率は高いということになります。

株は株価が上昇トレンドにある銘柄を狙うのが鉄則です。

下降トレンドとは

下降トレンドとは株価が下降傾向にあることを言います。

下降トレンドの場合、株価が一時的に値上がりすることがあっても下降トレンドが続く場合は、株価は値下がりします。

下降トレンドにある銘柄を購入するのは避けましょう。
保有している株が下降トレンドに入ったと確認できたら早急に売却するようにしましょう。

上昇トレンドと下降トレンドの見分け方法

株のチャートを見た時にその銘柄が上昇トレンドにあるのか?下降トレンドにあるのか?トレンドが発生していないのか?などはテクニカル指標を利用すると判断しやすいでしょう。

一例として単純移動平均線を利用したトレンドの見分け方法を紹介します。

移動平均線は期間を指定するで利用可能ですが、例えば異なる期間を指定した移動平均線を複数本同時に表示することも可能です。

具体例を紹介しましょう。

上昇トレンド、下降トレンド

チャートには期間を5日に指定した短期移動平均線(緑)、25日に指定した中期移動平均線(赤)、75日に指定した長期移動平均線(青)を表示しています。

・上昇トレンドの時

上昇トレンド時は短期・中期・長期移動平均線3本とも上方向を向き、ローソク足もすべての移動平均線の上に位置します。

・下降トレンドの時

下降トレンド時は短期・中期・長期移動平均線が3本とも下方向を向き、ローソク足もすべての移動平均線の下に位置します。

なお、複数の移動平均線が交差していたり、移動平均線とローソク足が交錯したりしている場合は、トレンドが発生しておらず小動きを繰り返している状態です。トレンドが発生していない場合は無理に売買をせず静観するとよいでしょう。

トレンドと出来高の相関関係

トレンドと出来高には相関関係があります。いくつかのパターンを見てみましょう。

・安値で出来高急増

安値で出来高が急増する場合、該当銘柄に買いが集中して株価が押し上げられ、これから上昇トレンドが発生する可能性があります。該当銘柄の関連情報などをチェックし買いを検討すると良いでしょう。

・高値での出来高急増

高値で出来高が急増する場合、該当銘柄の利益確定売りが集中して価格の上昇が止まり、出来高急増確認後に買いで飛びつくと損失を被る場合があります。

高値での材料出尽くしに伴う利益確定売りをセル・ザ・ファクトと言い、上昇トレンドの終了や下降トレンドへ転換の可能性があるため、もし該当の銘柄を保有している場合には早々の利益確定もしくは状況に応じた損切りの検討を心がけましょう。

価格帯別出来高とは?

価格帯別出来高とは、株価の価格帯ごとの出来高を表わす指標のことを言います。

どの価格帯が投資家に人気があって売買されたのかを知ることができます。

出来高の多い価格帯は、その価格で株を購入した投資家が大勢いることを意味しています。
その後株価が下降して、再び上昇、以前購入した価格帯まで戻ると、今度は売却に転じるようになります。

価格帯別出来高の具体例をみてみましょう。

(※楽天証券 マーケットスピードⅡチャートより)

こちらはファーストリテイリング(9983)の価格帯別出来高を表示したチャートです。

価格帯別出来高は左側に黄色線で表示されており、60,000円近辺や65,000円前後で数か所出来高が急増している価格帯があります。価格帯別出来高は保有している株を売却するのか、しないのかを見極めるのに有効な目安となります。

トレンド分析

上値抵抗線と下値支持線の2本の線で、相場のトレンドや株価の上値や下値を判断するテクニカル分析を、トレンド分析と言います。

ある期間の高値(山)と高値を結んだ線が上値抵抗線で、安値(谷)と安値を結んだ線が下値支持線です。

・上値抵抗線

・下値支持線

上昇相場のときは、安値の部分が少しずつ上がっていき、下値支持線が右肩上がりになります。上昇トレンドが継続する場合は、株価は下値支持線の周辺で下げ止まります。

下方を突き抜けると株価が下降トレンドに変わったと見なされます。

下落基調にあるときは高値の部分が徐々に切り下がる線を示します。

その場合は下値支持線を見るのではなく上値抵抗線を見ましょう。株価が反発したとしてもほとんどの場合、上値抵抗線間近で跳ね返されます。株価が上値抵抗線を抜けると相場は上昇に転換したと判断されます。

なお、トレンドラインはネット証券会社チャートの描画ツールを利用すれば誰でも簡単にチャート上へ描くことができます。

価格帯別出来高の活用法

価格帯別出来高を使った売買ポイントですが、その前に、価格帯別出来高の多い場所では株価の値動きは足踏みしがち。このことを覚えておきましょう。

株価が価格帯別出来高の多い場所まで接近したら、株を保有している場合、株を売却しましょう。

先ほどのチャートをもとに具体例を見てみましょう。

(※楽天証券 マーケットスピードⅡチャートより)

例えば株価60,000円の少し下に価格帯別出来高が大きく伸びている箇所があります。これは過去投資家の売買がこちらの価格帯で積極的に行われたことを示しています。

現時点では60,000円より上で揉み合っている状態ではありますが、価格が60,000円を割ってくると下落トレンドが発生・加速する可能性があるため、引き続き投資家からはこの価格帯は強く意識されることになるでしょう。

60,000円台より高い価格で株を保有している場合は60,000円を割り込むようならば同価格帯で損切り注文を入れておくとよいでしょう。

また、価格帯別出来高の多い場所で株価の値動きが停滞気味でしたら、価格帯別出来高の少ない場所では株価の値動きは活発と言えます。

株を保有していない場合は価格帯別出来高の多い場所を株価が突き抜けたら、いちだんと値動きが強まる傾向になるので株を購入しましょう。

先ほどの上値抵抗線と下値支持線とほぼ同じ理論です。価格帯別出来高で株の売買のタイミングを的確につかむことができます。

 

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