株式投資のレーティングとは?

「その銘柄に投資の価値があるのか?」、それとも「投資すると失敗する危険が高いのか?」などの投資判断を確実に行いたいのが投資家の本音でしょう。

そういった投資家の要望に答える為に、証券アナリストは各銘柄を調査・分析した上で、投資対象の銘柄の「格付け」を行っています。
この格付けは「レーティング」と呼ばれ、しばしば投資判断に用いられます。

レーティングは、証券会社ごとに異なります。
同じ銘柄でも証券会社が違えば違う格付けがされますし、そもそもレーティングの表記方法自体が違うこともあります。

例えば、ある証券会社では1~5の5段階形式で、通信簿のように銘柄を格付けしています。

金融・経済情報を提供しているモーニングスターでは、下記の様に評価されています。

多くの場合は数字が小さいほど株価が上がる可能性が高い優良銘柄を表し、数字が大きくなると株価が下落する可能性が高いことを示します。

別の証券会社では、「買い・売り・中立」と表示する場合もありますし、さらに他の証券会社ではリスクを「低」「中」「高」などと数段階に分けて評価しています。

レーティングはあくまで証券アナリストによる投資判断の格付けであり、アナリストごとにバラバラの結果が表れます。バラバラの結果を公表されると、投資家はどのアナリストや証券会社の発表を信じれば良いのかわからなくなります。

そこで、「コンセンサスレーティング」というものが生み出されました。

これは、各銘柄に対するアナリストのレーティングを集計した平均値のことです。コンセンサスレーティングには、投資のプロの分析力とレーティングが集約されている側面があります。投資をするときの判断材料として利用すると良いでしょう。

レーティングと株価の関係

レーティングはアナリストによる分析の結果であって、直接的に株価を動かすものではありません。

アナリストが分析しても分析しなくても、銘柄の持つ本質的な価値は変わらないからです。

しかし実際は、レーティングが株価に影響を与えるケースがしばしば見られます。
銘柄の格付けが上がると株価が連動して上がり、銘柄の格付けが下がると株価も下がる場合があるのです。

これは、信頼性の高いアナリストや業者が銘柄の格付けを変更した際に、投資家達がレーティングの結果に合わせて投資活動を行うためです。

株価はある意味、参加者全体のコンセンサスで決定されます。

そういった場所にアナリストの分析結果や分析結果の平均値であるコンセンサスレーティングなどが加われば、投資家は専門家の分析結果を参考にして動くことが多くなります。
このような投資家の動きが結果として株価に反映されるのです。

以上のことから、レーティングは間接的にとは言え株価の変動に影響を及ぼしています。
投資を行う際にはレーティングの動向にも注意を払っておきましょう。

レーティングを参考にする際の注意点

レーティングには株価を動かす力がありますが、あくまでもアナリストの分析結果に過ぎません。

前述の通り、レーティングは銘柄の本質的な価値を変えるわけではありません。
格付けが上がったからと言って企業の本来的な売上や業績が高まるわけではなく、投資家からの評価が高まるだけなのです。

投資家からの評価が上がって株価が高くなっても、実際の業績などが伴わなければ上昇トレンドはやがて頭打ちになるでしょう。レーティングを参考にすることは大切ですが、過信してはいけません。

また、アナリストの分析結果をいち早く手に入れられるのは機関投資家です。

一般投資家のところに情報が下りてくるまでにタイムラグがある場合もあり、情報を知ったときには既に買い時や売り時を逃していたというケースも数多く見られます。こういった情報格差を埋めるのは容易ではないため、レーティングだけを頼りに投資を行うのは危険です。

さらに言えば、アナリストの分析や予想はしばしば外れます。

アナリストの予想を追跡調査して分析したところ、予想が当たった場合よりも外れたケースの方が多かったという一部統計もあるそうです。
ハズレとなる情報をつかんでしまっても、アナリストは投資家の損を補填してくれるわけではありません。株式投資は自己責任の世界だからです。

まとめ

株式投資においてレーティングは参考にすべき情報です。

しかし「あくまでもアナリストの分析結果である」「情報にタイムラグがある場合がある」「アナリストの予想は外れる」などの注意点があるため、過度な信頼は禁物です。

レーティングの変更という事実だけを捉えるのではなく、格付けが変更された理由なども考えて総合的な判断を心がけましょう。

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