高配当株とは?

配当金

株式投資における利益の一つが配当金ですが、配当金の額は企業の業績によって変動します。

ヒット商品が生まれて業績が上がれば配当金は上がりますし、逆に赤字となってしまえば配当金が0円ということも…。

高配当株とは、この配当金の額が株価と比べて高い銘柄のことです。配当利回りが約2%以上の銘柄を高配当株と呼ぶことが多いです。

配当金が高いということは株主の方を見て経営していると言えますので、株式投資をする上で大切な指標と言えます。つまり、高配当株は株式投資に有利な銘柄だと考えられます。

配当金のしくみ

配当金はインカムゲインの中で最も主流な利益と考えられています。配当金は企業があげた利益を株主に還元するためのお金のことで、毎年の業績を考慮して決定されます。

例えば、株式を所有している企業は今年の配当金を年20円と発表したとします。
あなたが100株所有していたとすれば、配当金は20円×100株=2,000円です。配当金は持っている株数に応じて支払われるので、1,000株保有していれば配当金は20円×1,000株=20,000円となります。

でも、配当金が高ければどの銘柄でも良いというわけではありませんよね?

配当金が20円の企業でも、株価が1,000円であれば20円/1,000円=2%です。
しかし、株価が10,000円だったら20円/10,000円=0.2%となってしまいます。この割合のことを配当利回りと言います。もし1,000円だった株価が500円まで下がった場合、20円/500円=4%とかなりの高配当株となります。

配当利回りと同じく大事な指標に配当志向があります。

配当志向とは、その期の純利益(税引後純利益)に対してどれくらい配当金として支払っているかを表しています。つまり、1年間で会社が儲けたお金をどれだけ株主に還元しているかが配当性向を確認することで見ることができます。

配当性向は以下の式で計算することができます。

配当性向(%)=1株あたりの配当額÷1株あたりの当期純利益×100

配当利回りや配当志向が高ければ高いほど良い企業というわけではありませんが、条件が同じくらいの企業であれば株主の方を見て経営している企業の方が配当を主軸にした株式投資に向いた企業と考えられます。

高配当銘柄のメリット

高配当株銘柄のメリットは、単純に配当金が高いだけではありません。株価が安く高配当な銘柄であれば、配当金による利益だけではなく株価上昇によるキャピタルゲインも狙うことができます。

具体例で説明します。業績に比べて株価の安い企業を見つけたとします。

この企業へ株式投資をした後、企業が配当額を引き上げると発表しました。するとこの銘柄は低株価・高配当となり、配当利回りが高くなります。配当利回りの良い銘柄は稼ぎやすい銘柄と言えますので、多くの投資家が注目する『おいしい銘柄』と認知されるのです。

おいしい銘柄を市場は見逃しませんので、どんどんと買い注文が入ります。すると、配当に見合った株価まで上昇し、早めに購入した投資家はキャピタルゲインを得ることができます。

銘柄選びのポイント

高配当銘柄を見つけるにはどうしたら良いのでしょう?

銘柄選びのポイントとして提案するのは、『業績と株価の比較』と『配当利回りの調査』です。

同業他社と比べて業績は変わらないのに株価が安い企業というのは、探すと結構見つかります。
また、株価と配当金から直接配当利回りを計算するのも良い手です。高配当銘柄として有名な日産自動車であれば、17年度の配当金は53円(予定)です。株価は1,074.5円(2017年5月30日現在)ですので、配当利回りは4.93%となります。

配当利回りは約2%以上で高配当銘柄と呼べますので、日産自動車の4.93%がいかに高い配当利回りかわかっていただけたと思います。

『業績と株価』と『配当利回り』をポイントに、高配当銘柄を探してみましょう。

注意点について

ただし、高配当銘柄へ投資をするときにも注意点があります。

1つめは『配当だけに注目しない』こと。2つめは『減配の可能性』を考えることです。

『配当だけに注目しない』

高配当銘柄の中には株価を支えるためだけに高配当を行なっている企業もあります。

このような企業の場合、研究開発に使用するべき資金すら配当に回してしまっている可能性があります。新製品の開発に資金を使えない企業の業績が成長し続けることは少ないですので、次第に高配当だけに支えられた株価となってしまいます。

そして配当に充てる資金が尽きてしまったとき、この銘柄の株価は大幅に値下がりしてしまうことになります。

配当金に比べて値下がりによる影響は大きくなることがありますので、配当の額だけに注目して株式投資を行うと失敗するリスクを抱えてしまします。

『減配の可能性』

次の注意点は減配の可能性です。

一般的に配当金の額は企業の業績によって決定します。
中には業界全体がバブルとなり、技術力のない企業の業績も一時的に上がることがあります。

こういった場合、企業は株価を引き上げようと配当金を多く出すことがあります。

しかし、バブルが弾けて業界全体の景気が悪くなってしまうと、企業の業績もつられて悪化し、配当金を出すことが難しくなってしまいます。

配当金の額が下がることを減配と言います。

企業の業績は業界の景気や為替相場によって影響を受けますので、これまで高配当銘柄であった企業ですら、いつ減配を行うかは予想することができません。

減配の影響に巻き込まれないように、株式を所有している間は業績を注視する必要があります。

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