景気や業績から銘柄を選ぶ、それがファンダメンタルズ分析です。

株価には企業業績のみならず、景気、金利、国際情勢などさまざまな要因が絡み合って影響を受けています。それらに重きを置いて投資判断する手法がファンダメンタルズ分析です。

ファンダメンタルズは、経済の基礎的要因という意味で、世界や日本の経済状況から企業の経営状況までが含まれます。

分析は2つの視点から行います。

1つが、マクロ視点です。
世界と日本の経済状況から経済指標を調査します。日銀短観やGDP、景気動向指数などが対象となります。

もう1つが、ミクロ視点です。
これは、企業の財務情報や業績、株価指標などをもとに、企業の価値を分析するもので、有価証券報告書や決算短信の決算書や会社四季報などが対象となります。

銘柄の割安度を測る基準値として、ファンダメンタルズ分析は中長期の株式投資で銘柄を選ぶ際や売買時の見極めに活用されています。

会社四季報をチェック

会社四季報で読めるデータは、盛り沢山。

会社四季報は、東洋経済新聞社から年4回、3月、6月、9月、12月に発刊されています。会社の財務、業績、資本、

事業内容などの基本的な主要データと編集部独自の企業業績予想などが盛り込まれた投資家にはおなじみの本です。基本構成は1企業・9つの情報から成っています。そこからどんなデータや情報を知ることができるのか、その読み方をわかりやすく解説します。

会社四季報を読むポイント

(1) 株価指標

PBRとPERをチェックして企業の効率性を知ります。この指標で、株価が割安かどうかを判断します。

(2) 株価チャート

過去3年間の株価の変動を知ることができます。

(3)事業概要

会社名、証券コード、設立年数、決算、上場年などの基本情報、その会社の事業内容や特色などがわかります。

(4)業績の動向

今期の業績見通しや市場環境などが記載されています。

(5)最近のトピックス

最近話題になったニュースや今後業績にプラスとなるような活動について書かれています。(4)と(5)は、投資家にとって貴重な情報源の一つとなっています。

(6)株主構成

株主の人数と持ち株数の多い大株主についての情報が掲載されています。大株主の状況がわかります。

(7)財務指標

総資産、負債、自己資産など資本に関する情報や収益率、キャッシュフロー状況などを知ることができます。

株で大切な財務諸表の読み方と種類

(8)資本移動・格付け

自社株買いや増資など、その会社が実施してきた資本の移動の情報について掲載されています。

(9)企業業績

会社四季報の中でも定評の高い業績欄。企業の過去の業績と独自の未来の業績予想が記載されていて企業の過去、現在から未来までわかることができます。

決算短信とは

投資に不可欠な決算短信の読み方を解説します。

投資に役立つ開示資料には、企業業績を記載した決算書があります。

代表的なものでは「有価証券報告書」「決算短信」です。

総合版ともいうべき有価証券報告書には、貸借対照表(バランスシート)、損益計算書、キャッシュフロー計算書の財務諸表にはじまり沿革や借入金の返済計画、経営陣や株主の情報まで網羅され、会社の全容を知ることができます。

一方、企業短信は、速報版や簡易版という位置づけで、最新の収益やお金の出入りなど業績に特化し、コンパクトにまとめられています。

有価証券報告書と決算短信の違い

有価証券報告書と決算短信の大きな違いは、2つあります。

1つ目が開示の時期です。
有価証券報告書は、決算期末後数か月後に出されますが、決算短信は決算期末後およそ1か月後に出されます。

2つ目が決算短信にのみ銘柄選びの参考になる業績予想が載っているということです。
決算短信で知りたい最低限の情報は、1枚目に集約されていますので、そこだけをさっと読んでも投資にプラスとなる情報を得ることができます。

<A社の本決算の決算短信>

〇発表された時期で最新のものかどうかを確認します。

〇1年前の業績と比較検討ができます。

〇自己資本比率(PBO)をチェックします。自己資本比率が40%以上であれば、健全経営です。

〇営業キャッシュフローをチェックします。マイナス続きの会社は要注意です。

〇通期の業績予想と1株当たり当期純利益予想は銘柄選びの重要なヒントになります。

PERとは

PERは、その銘柄がお買い得かどうかを図る指標です。

単純に株価で比較しても、どちらが割安な銘柄かはわかりません。
そんな時に有効なのがPER(Price Earnings Ratio 株価収益率 )です。

PERは、株価が1株あたりの最終利益の何倍になっているかを見る指標です。PERは、株価をEPS(1株あたりの純利益)で割って算出します。

一般的にPERが高いほど利益に対して株価が割高、PERが低いほど利益に対して株価が割安とされます。

例えば、A社の株価が400円で1株利益が20円とするならばPERは20倍になります。B社の株価が500円で1株利益が50円とするならばPERは10倍になります。

PERで判断するとB社の方がお得な銘柄となります。このような判断をします。

PERとEPSの意味と関係

PBRとは

純資産を株式と比較したPBRは、割安株を判断する指標です。

PBR( Rice Book-value Ratio 株価純資産倍率)は、会社の純資産と株価の関係を表す指標です。

株式会社が解散したときに残った資産から株主に返還される金額(解散価値)と現在の株価を比較して、その企業の価値を測定します。株価をBPS(1株あたりの純資産)で割って計算します。

PERが利益に基づいて株価の割高・割安を測定しますが、PBRは純資産に基づいて株価の割高・割安を測定します。

通常、株価とBPSがイコールであるPBR1倍は株価の下限とされ、PBR1倍以下の場合、解散価値を下回り、株価は割安とされます。

PBRとBPSの意味と使い方について

ROEとは

ROEは、株主からの資金をいかに効率よく使って利益を上げているかを示す指標です。

ROE(Return On Equity 株主資本利益率)は、企業が保有している株主資本(純資産)に対して年率何%で利益を上げているかを表す数値です。

純利益を自己資本で割って計算されます。

貸借対照表の自己資本に対する損益計算書の最終利益の割合を言います。ROEが高ければ高い企業ほど収益力があり、利益を生み出す力があることを意味しています。

ROEが高い企業は株主にとって投資した資金を有効に増大させてくれる企業の証で、その企業の株価は市場で高評価を獲得します。

EPSとは

EPSは1株あたりの利益を図る指標です。

EPS(Earnings Per Share 1株当たり利益)は、会社の最終利益を1株あたりに換算したもので、当期純利益を発行株式総数で割って算出されます。

EPSが高い企業ほど、株主に還元される利益が大きいと言えます。ですから、EPSは投資家が株価を決めるときに最も重きを置くポイントです。前期と比べてEPSが高くなっていれば、その企業は順調に伸びているということになります。

ROAとは

ROAは、資産を効率良く使ってどれだけの利益を生んだかを見る指標です。

ROA(Return On Asset 総資産利益率)  は、「当期純利益÷総資産」で計算され、企業が保有する総資産に対して年率何%の割合で利益を生み出しているかを表す指標です。

ROAが高ければ高いほど、その企業の経営には総合的収益力があり、高い割合で利益を生み出す力があることを意味しています。

企業は保有している全資産を使用して株主に対して効率的な経営につとめる必要があります。

例えば収益の悪い店舗や稼働率の低い工場など無駄な資産はカットして資金効率の向上に取り組まなければなりません。ROAが5%以上あれば、その企業は資産を効率よく活用し、利益率も高いと見なされます。

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