2018年1月からスタートした「つみたてNISA」
金融庁のデータによると、2018年3月までに開設された口座数は約51万口座と予想を上回る人気となっています。

つみたてNISAの利用割合は20歳~40歳代が70%をしめ、その中でも66%が新規に投資を始めた方という傾向があります。

NISA(一般・つみたて)の口座数推移

つみたてNISA口座開設者の傾向について
(金融庁資料「NISA(一般・つみたて)の現状」より) URL:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20180702-3/01.pdf

つみたてNISAが支持されたわけ

つみたてNISAで利用できる投資商品は「厳選された投資信託」で、いわば「金融庁お墨付きの銘柄」が選ばれています。

インデックスファンドを中心に、コスト面など安心感がある商品が取り揃えられており、投資初心者の方でも運用益が見込めると期待されている商品です。

株式投資のように、自分で銘柄・企業を分析して、数千社以上もある企業の中から株式を売買して利益を上げるというのはハードルが高いものです。

しかし、つみたてNISAの投資信託の積み立てであれば、すでに購入できる投資信託の銘柄が決められており、毎月同じ銘柄をコツコツと自動で買い付けする設定を行うだけです。

長期の積立・分散投資に適した投資信託の中から銘柄を選択

例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすものが取扱商品に選ばれています。

・販売手数料は無料(ノーロード)

・信託報酬は一定水準以下と割安(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定

・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること

・信託契約期間が無期限または20年以上であること

・分配頻度が毎月でないこと

・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

つみたてNISAを活用した資産形成

つみたてNISAの非課税投資枠は、年間40万円×20年で総額800万円です。

一般的に65歳以降の老後の資金は、夫婦二人で持ち家がある場合、年金の他に3,000万円程度の貯金が必要と言われています。
(参考:老後資金3000万円でも70歳で破綻 50代夫婦の誤算

800万円では老後の備えには足りませんが、安定的に貯めながら増やす資産のベースとして考えると良いでしょう。

積み立ての期間は、若いうちから初めて長ければ長いほど、複利の効果が高まります。
また、多少のリスクをおってリターンを求める商品で一時的に損失が出ても、その後の運用で取り戻せる時間があります。

投資の成果は、投資資金×利回り×投資期間で決まります。

投資資金が多いほどリターンが増え、利回りが大きいほど増えるスピードが上がり、投資期間が長いほど収益が安定します。

万が一、積み立て期間が短い場合は、5年間で120万円の非課税枠が利用可能な一般のNISAも検討して下さい。
ただし、つみたてNISAと一般NISAは同時に利用できないので注意して下さい。

つみたてNISANISA
投資金額上限(年間)40万円120万円
非課税運用期間20年間5年間
制度終了予定2037年2023年
投資対象一部の投資信託・ETF株・投資信託・ETF・REIT
購入方法継続的な積み立て一括購入
資産の引き出し自由自由

つみたてNISAを活用する上で、まず決めるポイント

1.毎月いくら積み立てるか金額を考える

つみたてNISAは、年間40万円という枠が決まっています。

12ヶ月で積み立てると、月々は約33,000円です。積み立てする投資金の配分を考えましょう。

2.期待リターンとリスク許容度を考える

つみたてNISAでは、投資信託を購入して積み立てを行います。

投資信託の中でも、利益を優先して少しリスクを考慮するアクティブ型、ローリスク・ローリターンのインデックス型、バランスよく資産を分散させるバランス型のファンドがあります。

自分の資産運用の目標と、万が一のリスクのバランスを考えながらファンドを選びましょう。

つみたてNISAで投資する銘柄を選ぶポイント

つみたてNISAで選べる投資商品は「つみたて」用に特化された投資信託です。
2019年2月15日現在の「つみたてNISA」対象商品は、インデックス型投資信託 142本、アクティブ型投資信託 17本、ETF 3本の合計162本です。

自分の目標に合わせて、以下のポイントをチェックして下さい。

1.投資対象と運用手法

投資信託は大きく分けると
市場平均を狙うインデックス型ファンドと、市場平均を上回る事を狙うアクティブ型ファンドに分かれます。

また、それぞれのファンドの中の投資先も、リスクとリターンの違いで新興国株式、先進国株式、国内株式があります。
ハイリスク・ハイリターンに近いのが新興国株式で、海外の株式の方が成長が見込めます。

自分で銘柄を選ぶのが難しいと感じる方は、ポートフォリオの割合を「いい感じ」にしてくれるバランス型が良いでしょう。

運用インデックス型ファンドアクティブ型ファンド
収益目標
運用方針指数に連動した運用指数を上回る運用
手数料低い高い
リスク低め高め
2.手数料、コストの考え方

それぞれのファンドによってコストである信託報酬が違います。
単純に信託報酬が安いほど、手数料が安上がりになり、長期間預けると手数料だけで数十万円も差が出る可能性もあります。

ファンドの種類本数信託報酬
(国内対象)
信託報酬
(海外対象)
インデックス型71本0.5%以下0.75%以下
バランス型58本1%以下1.5%以下
アクティブ型17本1%以下1.5%以下

(2018年7月6日現在)

3.繰上償還リスク

繰上償還リスクとは、投資信託の運用会社の都合で商品の運用を終了してしまうリスクです。

繰上償還の原因の一つが、ファンドが成績が悪く資金が集まらないなどの理由で人気がない商品になってしまった場合です。

投資していた運用資金がなくなるわけではなく、投資の運用が終了してしまうとことになり、つみたてNISAを使った乗り換えの再契約ができない可能性があります。

4.純資産総額やトータルリターン

繰上償還されるリスクを回避する方法にも繋がりますが、人気のある商品を選ぶ事がポイントの一つです。

純資産総額は投資信託の株式や債券の時価総額です。
多くの投資家に支持されている商品は、時価総額が大きくなります。

トータルリターンは貯金で例えると利回りです。
当然未来のことなので今後の情勢で運用益が変わってきますが、過去の実績をチェックすることで、将来のリターンに期待ができます。

つみたてNISAに向いたファンドの選び方 まとめ

つみたてNISAで投資可能なファンドは、2019年2月18日時点では、「インデックス型投資信託」142本、「アクティブ型投資信託」17本、「ETF(上場株式投資信託)」3本が用意されています。

積み立てに特化して「長期」「積立」「分散」投資に向いている投資信託・ETFから厳選して金融庁が指定していますので、大きく外れるような商品はないと思っても大丈夫でしょう。

しかし、インデックス型の場合でも142本の中から、更に自分で投資するファンドを厳選しなければなりません。

その際には、国内・先進国・新興国のどこに投資するのか、ファンドの信託報酬は低いものか、純資産額は少なくないかなどのポイントを決めてファンドを選びましょう。

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