株式投資の商品には様々な種類があり、数多くの証券会社や銀行などの金融機関があります。
株式投資のはじめの一歩は、金融機関に口座を開くことからです。

このページでは自身の投資スタイルに合った証券会社が選べるよう、取扱商品、売買手数料、投資情報や企業データなどを掲載して比較検討に役立つようにまとめてあります。

また、株式投資で心がけておくこと、なぜ投資信託の積立投資をオススメしている理由など、多くの投資初心者の方が疑問に思われていることを分かりやすく説明しています。

株式投資の証券会社の選び方

株式投資を始めるのには証券会社に口座を開設しなければなりません。沢山ある証券会社からどのようにすれば相性ぴったり の証券会社選べるのか。その要点について述べていきます。

自分がどんな投資をしたいのか決める

最初に決めたいのは、ご自身がどのような取引をしたいのかを決めておくことです。すべてはそこからです。

たとえば短期の投資で大きなリターンをのぞむのか。中長期の投資でじっくりと資産を増やしたいのか。取引スタイルでそれにより選ぶべき証券会社や商品が見えてきます。
証券会社はどの会社も同じように思えますが、実は強みや個性がそれぞれに違います。

ネット証券と店舗型証券の違い

証券会社にはネット証券と店舗型証券があります。

インターネットを利用してパソコンやスマートフォンでやりとりするネット証券は、店舗型証券よりも売買手数料が安価で口座維持手数料もかかりません。また、投資情報なども無料で手に入れることもできます。

店舗型証券は従来の証券会社のことで、実際に投資に関する相談などで営業担当者にアドバイスを受けることができます。店舗でのセミナーにも参加できることなどが魅力です。

パソコンが不得手な方やネットに不慣れな方は割高な手数料でも面倒見のよい店舗型証券ですが、投資コストを考えるとやはりネット証券をおすすめします。

証券会社の比較ポイント

1.取扱金融商品

2.情報やコンテンツ

3.株式投資の売買手数料

4.IPOの抽選方法

5.取引ツール

6.信頼性・口座数

1.取扱金融商品

証券会社では主に次のような商品を扱っています。

国内株式

国内に本社がある会社の 株式。または、国内に本社があり、国内の株式市場に上場している銘柄の株式 のこと。

単元未満株

単元未満株式とは、銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単元株に満たない株式のこと。1単元が1000株の場合は、1~999株が単元未満株式となります。

外国株式

海外の企業などが発行する株式。証券会社によっては日本の投資家も外国の株式を取引できます。

投資信託

投資家から集めたお金を一つの大きな資金 としてまとめ、運用のプロが株式や 債券 などに投資・運用する商品。

国内債券

?債券とは、国や地方公共団体、企業が資金を集めるために発行する 証券。 国や地方公共団体が発行するものを公債、民間企業が発行するものを社債と言います。

外国債券

外国企業が発行する債券や外貨建てで発行される債券のこと。ただし、どの証券会社もすべての商品を扱っているわけではありません。下表でご確認ください。

証券会社の取扱商品

証券会社

外国株式

投資信託

単元未満株購入

SBI証券

米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア

楽天証券

米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア

×

マネックス証券

米国、中国

松井証券

×

×

むさし証券

×

×

ライブスター証券

×

×

岡三オンライン証券

×

2.情報やコンテンツ

景気の動向によって大きく左右される株価。株式投資では、銘柄の売買の判断に必要不可欠なものが投資情報です。
証券会社に口座を持つメリットの一つがこの有益な投資情報がいろいろ無料で入手できることです。

例えば楽天証券、SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券は、四季報速報が無料で閲覧することができます。
他にも証券会社専属のアナリストなどによるレポートやコラム、モーニングスター(株式新聞)や東洋経済新聞社(会社四季報)などの外部の情報提供元からのニュースなど各証券会社で工夫を凝らした投資情報やコンテンツを提供しています。証券会社の投資情報については下表をご覧ください。

証券会社から提供される投資情報

証券会社

提供される投資情報

トムソンロイター
*1

フィスコ
*2

日経QUICKニュース
*3

時事通信
*4

会社四季報
*5

モーニングスター
*6

業績予測

楽天証券

無料

無料

無料

無料

IFIS
*7

SBI証券

無料

無料

無料

無料

IFIS

カブドットコム証券

無料

無料

トムソンロイター

マネックス証券

無料

無料

無料

無料

IFIS

松井証券

無料

無料

岡三オンライン証券

無料

無料

トムソンロイター

ライブスター証券

無料

無料

*1 トムソンロイター
世界的な情報サービス企業。英国の通信社ロイターをカナダのトムソンがM&Aにより発足。最新の日本株、外国為替、商品先物、投資信託、海外株式などの金融マーケット情報を幅広く提供する。

*2 フィスコ
金融情報サービス会社。インターネットで投資情報を配信。金融法人向けがメインだが、会員制で個人向けサービスも展開。

*3 日経QUICKニュース
国内外の金融や投資市場のニュースをQUICKの端末などにリアルタイムで配信。

*4 時事通信
政治、経済、国際、産業等の幅広いジャンルのニュースを配信。

*5 会社四季報
株式投資の分析の定番的書籍、年4回発行 

*6 モーニングスター
投資信託の検索、ランキングなど投資信託評価の世界標準

*7 IFIS
独自の業績予想データなどを発信する金融情報サービスベンダー

3.株式投資の売買手数料

証券会社を選ぶ際に気にしたいのは売買手数料や口座維持手数料です。とりわけ売買手数料が重要です。

株式取引を行うたびに売買手数料がかかります。1日の取引回数が多い方は売買手数料がかさみ、大きな問題となってきます。「ネット証券会社の売買手数料比較」と「総合証券会社の売買手数料比較」の表を見ていただければ、売買手数料は総合証券会社よりもネット証券会社の方が安いことが分かります。ネット証券会社ですと口座維持手数料も無料が多いです。約定代金に応じて最も安価な証券会社を選ぶようにしましょう。

ネット証券 1取引ごとの売買手数料(税込)

証券会社名10万円20万円50万円100万円
ライブスター証券88円106円198円374円
DMM.com証券88円106円198円374円
GMOクリック証券96円107円265円479円
SBI証券99円115円275円535円
楽天証券99円115円275円535円
カブドットコム証券99円198円275円1,089円
マネックス証券110円194円486円1,620円
岡三オンライン証券108円220円385円660円
松井証券

(2019年10月7日現在)

総合証券会社の売買手数料比較

証券会社名

約定代金
10万円

約定代金
50万円

約定代金
100万円

野村証券

ネット

150円

515円

1029円

電話

2,808円

4,212円

11,967円

大和証券

1,000円

1,725円

3,450円

SMBC日興証券
ダイレクトコース

135円

432円

864円

東海東京証券

1,500円

1,500円

3,450円

4.IPOの抽選方法

投資家から高いリターンで人気のIPO株(新規上場株)。IPO株入手が目的の場合、証券会社の選び方は、次の2点です。

IPOの主幹事の引受数

IPOは主幹事証券会社、幹事証券会社が扱います。ですから主幹事証券会社や、幹事証券会社に口座を持てば当選確率も高くなります。下表<証券会社のIPO件数>をご参照ください。

証券会社のIPO件数

証券会社2017年2016年
幹事主幹事合計幹事主幹事合計
SBI証券75883621375
SMBC日興証券601171511364
マネックス証券4814946046
岡三オンライン証券23023606
ライブスター証券707000
カブドットコム証券2702719019
DMM株000000
個人投資家にIPOの門戸を開いているか

IPOはブックビルディングに参加した投資家に抽選で決まるという流れです。
一般的にネット証券の方がより抽選方法がフェアで、よりオープンに抽選しています。
抽選方法は証券会社で異なります。

マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券、GMOクリック証券、岡三オンライン証券は、完全平等抽選。高額投資家も少額投資家も抽選権は同じ1票。個人投資家にとってはうれしい抽選方式です。

楽天証券は1申し込み口数につき1票という方式です。運用資金が潤沢にある人ほどチャンスも増えます。さらに過去の取引量に対応してゴールド、シルバー、レギュラーに分類。当選確率はレギュラーに対してシルバーは2倍、ゴールドは5倍とチャンスも広がります。

SBI証券は抽選は70%、残りの30%はIPOチャレンジポイントというポイント制を採用しています。一人1申し込み限定で、このポイントでのIPOに申し込み可能。使用ポイントが多い人から当選していきます。

くわしくは「ネット証券各社のIPO抽選方法」をご覧ください。

ネット証券各社のIPO抽選方法

証券会社

IPO抽選方法

SBI証券

70% 完全抽選 30% IPOチャレンジポイント

DMM.com証券

100% 完全平等抽選

SMBC日興証券

店頭90%、ネット10%(完全平等抽選)

マネックス証券

100% 完全平等抽選

カブドットコム証券

100% 完全平等抽選

松井証券

70%完全抽選

岡三オンライン証券

100% 完全平等抽選

楽天証券

100% 完全抽選(資金力が影響)

GMOクリック証券

100% 完全平等抽選

5.取引ツール

取引ツール(トレードツール)は、各証券会社が独自のツールを開発、進化させています。発注など日々の取引をスムーズにしてくれるものやリアルタイム株価を瞬時に見ることができるもの、知りたい情報がいち早く入手できるものなど多彩で、投資家は取引ツールで証券会社を選ぶと言っても過言ではありません。

代表的な取引ツールがSBI証券のHYPERSBIです。取引スピードを追求して開発されたもので、板情報画面からドラッグ&ドロップするだけで注文が可能。さらに短時間で銘柄の情報を切り替えて確認できるなどスピードが勝負のデイトレーダーにとって定番の取引ツールです。

楽天証券の取引ツールMARKETSPEEDは国内株式からFX、オプション、先物、カバードワラントまで幅広く取引可能。初心者にも使いやすい操作性のよさが評判です。取引ツールには無料と有料のものがあります。

証券会社の取引ツールと機能

証券会社

機能

チャート注文*1

板注文
*2

チャートタイプ*3

テクニカル指標*4

比較チャート*5

同時比較可能銘柄*6

楽天証券
MARKETSPEED

5種類

21種類

4銘柄まで

海外指標や為替情報も可能

SBI証券
HYPERSBI

7種類

40種類

3銘柄まで

海外指標や為替情報、コモディティ情報も可能

カブドットコム証券
Kabuステーション

4種類

27種類

指数や為替情報も可能

マネックス証券
マネックストレーダー

12種類

36種類

5銘柄まで

個別銘柄のみ

松井証券
ネットストック・ハイスピード

12種類

33種類

5銘柄まで

個別銘柄のみ

岡三オンライン証券
岡三ネットトレーダー

6種類

21種類

4銘柄まで

海外指標や為替情報も可能

ライブスター証券
Livestar R

12種類

30種類

10銘柄まで

個別銘柄のみ

*1 チャート画面から直接注文ができる

*2 板画面から直接注文できる

*3 ローソク足やバーチャートなどを表示できる

*4 移動平均線やボリンジャーバンドなどを表示できる

*5 同時に複数のチャートを比較表示できる

*6 同時に複数の銘柄を表示できる

6.信頼性・口座数

証券会社の信頼性を表わす数字があります。

口座数、自己資本規制比率、資本金などで会社の大きさや安定性を知ることができます。口座数は利用者数であり、口座数が多い証券会社ほど人気があり信頼性も高いと言えます。

自己資本規制比率は、証券会社の財務の健全性を測る重要な指標です。

金融商品取引法において、証券会社は自己資本規制比率を120%以上に保つことが義務付けられています。
厳しい審査をパスして上場した企業は知名度が高く、社会的信用度も獲得。世間からの信用を得ていることの証です。特に審査基準が厳格な東証1部に上場していれば、一般的に安定した大企業であると判断されます。

証券会社の口座数・自己資本規制比率などの比較

証券会社

口座数

自己資本
規制比率

資本金

上場

SBI証券

383万9883

291.2%

483億2313万円

8473 東証1部
SBIホールディングス(株)

楽天証券

225万38

483.6%

74億9500万円

4755 東証1部
楽天(株)グループ

カブドットコム証券

104万8720

442.7%

71.96億

8703 東証1部
カブドットコム証券(株)

松井証券

109万4240

1051.2%

119億4914万円

8628 東証1部
松井証券(株)

マネックス証券

146万986

302.7%

122億円

8698 東証1部
マネックスグループ(株)

GMOクリック証券

31万1078

467.1%

43億4666万円

7177 東証JQS
GMOフィナンシャルホールディングス(株)

岡三オンライン証券

12万9897

249.3%

10億円

8609 東証1部
(株)岡三証券グループ

(2017年12月末現在)

株の投資のポイントと証券会社の選び方 まとめ

お気に入りの証券会社は見つかったでしょうか。

株式投資の積立であれば少額で始められますし、リスクも分散できるようなります。
ネット証券は、パソコンやスマートフォンでいつでもどこでも投資ができます。

積立投資は早く始める方が有利で、長期であればあるほど複利効果で利益が積み増しされます。

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