ロボアドバイザーは、フィンテックと呼ばれる金融とIT(情報技術)が融合した技術から誕生したサービスです。

AIやプログラムが、投資家一人ひとりにピッタリの投資プランを選び、運用を行ってくれます。

ロボアドバイザーには「投資一任運用型」「アドバイス型」がありますが、本記事では、投資先の決定から実際の運用までを行ってくれる「運用一任型ロボアドバイザー」を主に取り上げます。

投資一任運用型ロボアドバイザーは、AI(人工知能)やプログラムなどが自動で資産運用を行うサービスです。

ポートフォリオ(投資の資金配分)の作成から、投資商品の選択・売買、運用結果に基づいたリバランス(ポートフォリオの見直し)など、投資一連の行動を自動で行います。

ロボアドバイザーを提供する会社や金融機関の選択に役に立つように、主なロボアドバイザーを取り上げ、手数料や最低投資金額、投資対象などを徹底検証しました。

ロボアドバイザーの資産運用

ロボアドバイザーはどのように資産運用計画を行うのか。
各金融機関のロボアドバイザーの提供するサービス、メリットやリスクなどについて解説します。

ロボアドバイザーのサービスの流れを図にまとめました。

1.顧客はロボアドバイザーサービスにアカウントを開設 2.ロボアドバイザーは口座にある金融商品(株式、投資信託、債券等)でポートフォリオを作成 3.顧資産配分のアドバイスで顧客は自分のポートフォリオを見直す 4.顧質問の結果からリスク許容度を判定 5.ポートフォリオのリスクやパフォーマンスを分析、適切な資産配分をアドバイス 6.資産配分のアドバイスで固化y区は自分のポートフォリオを見直す

ロボアドバイザーの提供サービス

各金融機関のロボアドバイザーが提供するサービスは、基本的なポイントは同じですが、独自の工夫を凝らしてオリジナル性と差別化を図っています。

<投資一任運用型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

提供サービス

資産運用のシミュレーション

資産配分の提案

おすすめ銘柄の提案

想定リターンのチェック

WealthNavi
(ウェルスナビ)

THEO
(テオ)

マネラップ
(MSV LIFE)

楽ラップ

クロエ

ダイワファンドラップ オンライン

<投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

提供サービス

資産運用のシミュレーション

資産配分の提案おすすめ銘柄の提案想定リターンのチェック

投信工房

マネックスアドバイザー

ロボアドバイザーにかかる手数料・コスト

最先端の金融商品を活用したいと思っていても、手数料が高くてはなかなか手が出にくいですね。
資産形成では、手数料など投資にかかるコストを抑えることが鉄則です。

実際に手数料はどれぐらいかかるのか、表にまとめました。

運用手数料はロボアドバイザー提供企業が投資・運用の代行への報酬です。
トータルコストも各社で基準が異なりますが、通常は運用手数料の何%かと投資対象のETFや投資信託の信託報酬を合算したものです。

投資一任運用型のロボアドバイザーの手数料

ロボアドバイザー
(投資一任運用型)

手数料(年率)

運用手数料

トータルコスト

WealthNavi
(ウェルスナビ)

1.0%

運用手数料1.0%+海外ETFの委託手数料

THEO
(テオ)

1.0%

運用手数料1.0%+海外ETFの委託手数料

マネラップ
MSV LIFE

0.825%

0.99%未満

楽ラップ

0.702%未満

0.99%未満

クロエ

0.88%

運用手数料0.88%+国内ETFの委託手数料

ダイワファンドラップ
オンライン

1.08%運用手数料1.08%+インデックス型投資信託の委託手数料

投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー

ロボアドバイザー

手数料

運用手数料

トータルコスト

投信工房

無料

松井証券が取扱う投資信託の信託報酬等に準ずる

マネックスアドバイザー

0.324%(年率)

運用手数料の0.324%+国内ETFの委託手数料(年率)

ロボアドバイザーの最低投資資金

ロボアドバイザーで資産運用するためには、投資するための資金が必要です。

下表で取り上げた一例では、最も必要資金が高いロボアドバイザーがダイワファンドラップ オンラインの50万円、最も安いのがMSV LIFE(マネラップ)とクロエの1万円となっています。

投資一任運用型のロボアドバイザー

サービス初回入金額積立最小金額
WealthNavi
(ウェルスナビ)
10万円1万円
THEO
(テオ)
10万円1万円
楽ラップ10万円1万円
マネラップ
(MSV LIFE)
1,000円1,000円
クロエ1万円
ダイワファンドラップ
オンライン
1万円1万円

投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー

ロボアドバイザー

最低投資資金

投信工房

100円

マネックスアドバイザー

5万円

ロボアドバイザーの注意点

1.短期投資には不向き

ロボアドバイザーはETFや投資信託などへの分散投資が基本ですので、ローリスク・ローリターンやローリスク・ミドルリターンとなります。短期で大きなリターンというよりもじっくりと長期投資に向いています。

2.元本割れのリスクがある

いくらロボアドバイザーが優れたAIを搭載して最高のパフォーマンスを発揮しても、すべての顧客の運用をプラスにすることはできません。

やはり投資ですので元本割れの可能性があることは認識しておきましょう。

3.手数料が高い

ロボアドバイザーは、平均すると約1%の手数料が発生します。

インデックスファンドなどはどんどん手数料が安くなっており、人気ファンドである「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」などは、年率 0.11772%(2018年11月5日時点)と格安になっています。

比較すると約10倍ものコストがかかることになります。

手間を省いてロボアドバイザーに任せるか、多少の手間や時間がかかっても手数料うを安く済ませるかになります。

利益が出ても出なくても、毎月コストとしてかかりますので、注意しましょう。

ロボアドバイザーの投資対象

金融機関各社のロボアドバイザーはどのようなファンドを扱っているのでしょうか。一覧にまとめました。

<投資一任運用型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

投資対象となるファンド

WealthNavi
(ウェルスナビ)

海外ETF 10000種類

米国ETF。株式(米国・日本・欧州・新興国)や債券(米国、物価連動債)、金、不動産などを投資対象とするETFを扱っています。

THEO
(テオ)

海外 ETF35~45種類

35~45種類と他のロボアドバイザーよりも豊富なバリエーションです。

マネラップ
MSV LIFE

東証上場ETF

国内の株式、債券、不動産投資信託(REIT)がメインです。

楽ラップ

投資信託(国内外の株式・債権・REIT)

国内投資信託。株式(国内・先進国・新興国)や債券(国内・先進国・新興国)、REIT(国内・先進国)などを投資対象とするインデックスファンドを扱っています。

クロエ

東証に上場している投資信託

50カ国、4,324銘柄、37業種の株式、債券、短期金融商品、コモディティ、REIT、その他ETFなど、豊富な種類の銘柄が投資の対象

ダイワファンドラップ
オンライン

インデックス型投資信託

専用の投資信託「ダイワファンドラップ オンライン インデックスシリーズ」で運用。国内外の株式、債券、REITが主な投資対象。

 <投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

投資対象となるファンド

投信工房

ノーロードの投資信託

マネックスアドバイザー

国内 ETF

ブラックロック・グループが提供する国内市場に上場している「iシェアーズETF」

ロボアドバイザーの自動積立機能

資産形成で毎月自動積立することは基本中の基本です。ロボアドバイザーには毎月自動で投資信託やETFなどを買い付け、積み立ててくれる自動積立機能があるかを確認しましょう。

<投資一任運用型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

自動積立機能

WealthNavi
(ウェルスナビ)

THEO
(テオ)

マネラップ
MSV LIFE

楽ラップ

クロエ

×

ダイワファンドラップ
オンライン
×

<投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

自動積立機能

投信工房

マネックスアドバイザー

リバランス機能

リバランスとは、資産配分の見直しのことで、ポートフォリオの効果的なメンテナンスに必須の運用手法です。

ロボアドバイザーが値動きの変動などにより変化してしまったポートフォリオの配分を最適に定められた資産運用方針に戻すように調整する重要な機能の一つです。

この機能があるかをチェックして次にリバランスの頻度をチェックします。WealthNavi(ウェルスナビ)は最長6ヶ月に1度のタイミングでリバランスを行います。THEO(テオ)は毎月自動的にリバランスを行います。

<投資一任運用型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

リバランス機能

リバランス頻度

WealthNavi
(ウェルスナビ)

最長6カ月に1度

THEO
(テオ)

1ヶ月に1回

マネラップ
MSV LIFE

楽ラップ

クロエ

ダイワファンドラップ
オンライン

<投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

リバランス機能

リバランス頻度

投信工房

積立購入の際のみ

マネックスアドバイザー

積立時のみ
(スマート積立)

ロボアドバイザーの安全性

ロボアドバイザーが大手の金融機関などでしたら知っているので安心できますが、ロボアドバイザーにはベンチャー企業も参入しています。

そんなときは各社のWebサイトで預かり資産(顧客から預かっている株式や債券、投資信託、現金などの資産高)や出資会社などを調べて安全性や信頼性をチェックするようにしましょう。

<投資一任運用型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

預かり資産

出資・運営会社

WealthNavi
(ウェルスナビ)

約1,000億円

ベンチャー企業ウェルスナビ、三井住友・みずほ・三菱UFJなどの大手金融機関系のベンチャーキャピタルが出資

THEO
(テオ)

約230億円

ベンチャー企業株式会社お金のデザイン

マネラップ
(MSV LIFE)

ネット証券大手のマネックス証券、独立系のセゾン投信、そして低コストETFとして世界的にも有名なバンガードの3社

楽ラップ

約160億円

楽天証券

クロエ

約6億ドル

エイト証券

ダイワファンドラップ
オンライン
約54.6兆円大和証券

<投資一任運用型+アドバイス型のロボアドバイザー>

ロボアドバイザー

預かり資産

出資・運営会社

投信工房

約2.6兆円

松井証券

マネックスアドバイザー

約3.5兆円

マネックス証券

ロボアドバイザーの選び方 まとめ

証券会社にはこれまで投資信託のすべてをおまかせにするファンドラップがありましたが、ロボアドバイザーならほぼ同じ内容のものを格安の料金で運用することが出来ます。

投資信託のファンドマネージャーを、バーチャルな方法で投資初心者をバックアップ。

分散投資の最大の課題である投資先の選定なども、投資家のプランや希望にそって最適化しますので投資先を選ぶ時間と手間を大幅に省きます。

パソコンやスマートフォンからいつでもアドバイスをもらってスタートできるロボアドバイザー。

今後能力や投資の経験値がアップされ、使い勝手などがさらに改良されれば加速度的に普及することでしょう。

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