なぜIPO(新規株式公開)株に人気が集中するのでしょうか?

それは、リスクが少ない上に投資額よりもはるかに大きなリターンが期待できるからです。
そのため投資家からの応募が殺到します。

投資の中では珍しく、ローリスクでハイリターンの投資方法と言えるかも知れません。

大口投資家や上顧客なら、証券会社から優先してIPO銘柄を購入できますが、個人投資家の場合は抽選に参加して当選する必要があります。

このページでは、いかにしてIPO株への当選確率を高めるかをテーマにして、証券会社の選び方を紹介します。

選び方のポイントは、証券会社のI PO取扱数(幹事と主幹事実績)、IPO抽選方法、口座開設数などがあります。

IPOの取扱い数

IPOの証券会社の選び方の基本はIPO株の取扱実績です。
取扱数が多ければ多いほど抽選を多く受けることができ、当選確率もより高くなるからです。

2012年から2016年まで各証券会社のIPO株取扱実績数を表にまとめましたが、マネックス証券、SBI証券、SMBC日興証券、大和証券の実績が圧倒的です。

証券会社の年別IPO取扱株実績数

証券会社名

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

SBI証券

86

76

82

65

44

SMBC日興証券

74

72

80

60

34

マネックス証券

49

46

52

39

34

大和証券

43

37

43

51

23

岩井コスモ証券

39

26

44

25

23

カブドットコム証券

27

20

18

19

11

東海東京証券

11

15

28

23

13

松井証券

14

11

16

5

2

岡三オンライン証券

23

6

10

10

1

楽天証券

7

8

10

2

2

むさし証券

7

9

13

5

2

GMOクリック証券

0

1

1

2

0

立花証券

1

1

0

0

1

IPOの抽選方法

IPO株の抽選方法には「裁量抽選」「完全抽選」の2種類があります。

裁量配分は、証券会社の支店や担当者の判断で、お得意様や上顧客にIPOを優先的にまわす方法です。
基本的には大口投資家などに限定されています。大手の証券会社は80~90%がこの裁量抽選で配られ、残りが完全抽選で行われます。

完全抽選とは、ブックビルディングへ申し込まれた顧客の中から、抽選で当選者を決めてIPOを配分する方法です。
完全抽選を導入しているのは主にネット証券、証券会社によって抽選内容が異なります。詳しくは下記の表をご参照ください。

総合証券会社の抽選方法

証券会社名

抽選方法

野村証券

裁量抽選―90%は本支店営業担当者による割当

完全抽選―10%はネットで公平抽選

大和証券

裁量抽選―80%は本支店営業担当者による割当

完全抽選―20%はネットで公平抽選

みずほ証券

裁量抽選―90%は本支店営業担当者による割当

完全抽選―10%はネットで公平抽選

ネット証券会社の抽選方法

証券会社名

抽選方法

SBI証券

口数抽選―資金が多い方が有利

抽選に外れるとIPOチャレンジポイントを獲得、貯めたポイント数で当選確率が高くなる

DMM.com証券

完全抽選―2019年からIPOの取扱を開始。申込は一人につき1単元。

マネックス証券

完全抽選―1口でも100口でもネットで公平抽選、当選確率は平等 

SMBC日興証券

完全抽選―ダイレクトコースはネットで公平抽選 

岡三オンライン証券

ステージ制―過去の取引実績により抽選対象者がステージS、ステージA、ステージBの3ステージに分類

ライブスター証券

完全抽選―2017年1月よりIPO取扱開始。申込は一人につき最低単元のみ。

GMOクリック証券

完全抽選―GMOグループのIPO案件であれば、GMOクリック証券にIPOが優遇的に割り当てられるので有利

カブドットコム証券

完全抽選―1口でも100口でもネットで公平抽選、当選確率は平等

松井証券

公平抽選―70%以上がネットで公平抽選対象

 IPO株の主幹事証券と幹事証券

IPO株は上場予定の会社の代わりに、証券会社が株式を引き受けて募集や販売を行います。

IPO株は証券会社何社かのグループで取り扱います。
そのうち主導権を握るリーダー的存在を主幹事証券と言います。サブリーダー的存在が副幹事証券、そして幹事証券がサポートするようになっています。

幹事証券は、上場企業へのアドバイスや公募価格の算定など上場時の実務支援を行います。

IPO株の割当は、リスクを負う順になっていて主幹事証券は販売するIPO株の80%近くを占めています。

主幹事証券と幹事証券の実績を見れば販売数の多さを証明し、IPO株が獲得できる可能性が高いことが分かります。

証券会社のIPO幹事と主幹事実績

証券会社名

2016年

2015年

2014年

2013年

幹事数

うち主幹事数

幹事数

うち主幹事数

幹事数

うち主幹事数

幹事数

うち主幹事数

SBI証券

76

13

82

9

65

5

44

6

SMBC日興証券

72

16

80

27

60

9

34

9

みずほ証券

62

20

70

16

63

8

42

8

マネックス証券

46

0

52

0

39

0

34

0

大和証券

37

16

43

16

51

24

23

6

野村証券

38

23

49

29

54

28

40

31

岡三オンライン証券

6

0

10

0

10

0

1

0

いちよし証券

32

1

36

2

37

1

32

2

三菱UFJモルガンスタンレー証券

24

2

27

7

28

5

23

4

カブドットコム証券

20

0

18

0

19

0

16

0

東海東京証券

15

5

28

5

23

3

13

0

松井証券

11

0

16

0

5

0

2

0

HS証券

8

0

14

2

8

1

9

0

IPOの手数料

IPO株の購入はどこの証券会社でも手数料は不要、無料です。なぜならばIPO株の公募価格に手数料を含んでいるからです。ただし、売却時には株式売買手数料がかかります。売買手数料は総合証券会社よりもネット証券会社の方が安い傾向にあります。

下表でネット証券の売買手数料を約定代金を比較しています。良い証券会社の基準は、売買手数料の安さだけではありませんが、売買手数料は単純にコストになりますので確認しておきましょう。

ネット証券 1取引ごとの売買手数料(税込)

証券会社名10万円20万円50万円100万円
ライブスター証券86円104円194円367円
DMM.com証券86円104円194円367円
GMOクリック証券95円105円260円470円
SBI証券97円113円270円525円
楽天証券97円113円270円525円
カブドットコム証券97円194円270円1,069円
マネックス証券108円194円486円1,620円
岡三オンライン証券106円216円378円648円
松井証券

(2019年5月4日現在)

資金がなくても参加可能

IPO株の抽選に参加する場合には、一般的な証券会社ではブックビルディング時や抽選時に前受金(抽選資金)が必要です。

その費用を集めるのが厳しいとお悩みの方でも抽選に申し込みができる、前受金不要な証券会社があります。

購入資金の入金はIPOに当選してからで大丈夫なので、資金がなくても抽選に申し込みができます。
これは宝くじをただでもらって、当たったらお金を払えば良いという事に近いのではないでしょうか。

まずは口座を開設して、資金ゼロからIPO当選に挑戦してみましょう。

前受金不要で抽選できる証券会社

IPOの当選確率を高めるには

IPO株の当選確率をもっとアップさせるには次のような方法があります。

1.ネット証券で公平な抽選を受ける

総合証券では取引額が多い投資家に割当が行きがちですが、ネット証券の場合は完全平等抽選。機械による抽選で1人1票、公平な抽選ですので、初心者の方にもチャンスがあります。

2.主幹事となる証券会社を狙う

主幹事証券会社になるとIPO株を販売できる割当が増えます。販売する量が増加すれば当然、当選する確率は高くなります。主幹事証券会社となった数の多い証券会社が狙い目です。

3.口座開設数の少ない証券会社を狙う

口座開設数が少ない証券会社ほどライバルも少ないので当選率もアップします。口座数が少なくてIPOの取扱数が多い証券会社を選びましょう。

IPOの証券会社の選び方まとめ

IPO株は、購入できれば高い確率で利益が出るといわれています。

ベンチャー企業が上場して高額の初値をつけ、その模様をテレビのニュースなどで見ると、株式投資を始める強いモチベーションの一つになります。

そのためには証券会社の選び方と抽選方法などをよく理解しておくことが重要です。投資の初心者でしたらネット証券からIPO株への申し込みをおすすめします。ネット証券でもIPO取扱数で大手証券会社にひけを取らない会社もありますし、何よりも平等抽選を実施しているところが多いからです。

IPO株はできれば単独ではなくて数社の証券会社から応募するようにしましょう。その分、当選チャンスが増えるからです。

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