急速に利用が広がる仮想通貨
フィンテック(金融とIT(情報技術)を融合した新サービス)のサービスの一つとして熱い注目を集めています。

仮想通貨

仮想通貨投資を始めたい方へ、本記事ではビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の種類やビットフライヤーやコインチェックなどの仮想通貨の取引所、セキュリティ対策などを取り上げています。

仮想通貨投資に不可欠な各種手数料や取引手法、取引所の選択に参考になる資本金や出資会社といったベーシックなことも解説しています。

仮想通貨取扱いの種類

仮想通貨とは?

ビットコインなどの仮想通貨は、ネットワーク上で存在する通貨のことです。
紙幣や硬貨などの実物はなく、中央銀行のような管理者や発行主体も存在しません。

仮想通貨を扱う取引所で円、ドル、ユーロ、人民元などの法定通貨と交換することで入手でき、一部の商品やサービスの決済に利用できます。
さらに仮想通貨は投資・運用できる金融商品でもあるのです。

仮想通貨の種類

ビットコインを代表にイーサリアム、リップルなど、2018年6月現在で約1,600種類以上もの仮想通貨が作られています。
代表的な仮想通貨の時価総額と特徴をまとめました。

<主な仮想通貨の時価総額と特徴>

仮想通貨

時価総額
(ドル)

単位あたりの価格(ドル)

特徴

ビットコイン
(BTC)

800億9300万

4820.72

すべての仮想通貨の土台。世界初のブロックチェーン技術を応用

イーサリアム
(ETH)

283億8000万

298.64

取引情報に契約情報までブロックチェーン上に記録できるスマートコントラクト

リップル
(xPR)

95億8000万

0.24

決済・送金のプラットフォーム

ビットコインキャッシュ
(BCH)

55億9600万

335.52

2017年8月ビットコインから分裂

ライトコイン
(LTC)

26億9700万

50.61

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の先駆け

ダッシュ
(Dash)

22億500万

289.75

匿名性、高速取引を向上させたダークコインから名称を変更

ネム
(NEM)

18億7400万

0.20

当初開発チームの1人に日本人がいたことで知られる

ネオ
(NEO)

14億6400万

29.29

イーサリアムの技術を応用、中国で開発

モネロ
(Monero)

13億2900万

87.49

匿名性を強化、決済をより迅速化

アイオー
(IOTA)

12億7100万

0.45

送金手数料を完全無料化

(2018年1月現在)

仮想通貨の取引所とは

仮想通貨は取引所で購入します。

取引所は仮想通貨を買いたい人と売りたい人の仲介の場を提供するもので、現在、日本には約30社の取引所があります。いまのところ仮想通貨を扱う証券会社や銀行はなく、ビットフライヤーなど主なものは仮想通貨専業です。

2014年設立のビットフライヤーはビットコイン取引高が日本一。コインチェックは2014年設立、国内最大数の仮想通貨の取引が行えます。ザイフも設立は2014年、取引手数料が-0.01%に設定、取引が成立すれば手数料がもらえる特徴があります。

これらを含めて仮想通貨取引所及び取扱仮想通貨は下表をご覧ください。

<仮想通貨取引所及び取扱仮想通貨>

仮想通貨取引所

取扱仮想通貨

ビットコイン
BTC

イーサリアムETH

ライトコインLTC

リップルxPR

ネム
NEM

イーサリアムクラシック
ETC

ビットフライヤーbitFlyer

×

×

DMM Bitcoin

コインチェックcoincheck

ザイフ
Zaif

×

×

×

コインエクスチェンジ
QUOINEX

×

×

×

ビットポイントBITPoint

×

×

×

ビットバンクbitbank

×

GMOコイン

×

×

×

×

ビットトレード
Bit Trade

×

仮想通貨取引所のセキュリティ

仮想通貨取引所を選ぶ上で何といっても重要なのはセキュリティです。

仮想通貨取引所は仮想通貨を大量に保持しているので、ハッキングの対象になりやすく、世界の仮想通貨取引所でも多くの被害が出ています。

各仮想通貨取引所がどのようなセキュリティ対策を講じているのか。代表的なものがコールドウォレット、マルチシグネチャウォレット、2段階認証ログインです。

そのセキュリティ対策を比較しました。

コールドウォレット

コールドウォレットとはインターネットから切り離されたオフライン状態で保管されているウォレット(財布)のことです。
インターネットから遮断されていれば外部からハッキングされ仮想通貨が奪われる可能性はありません。
取引所は預かっているビットコインなど仮想通貨の大半をコールドウォレットで保管しています。

マルチシグネチャウォレット

マルチシグネチャウォレットとは、一つのアドレスに複数の秘密鍵が割り当てられているウォレットをいいます。
ビットコインの取引には移動などに複数の秘密鍵が必要となります。通常のアドレスと比べてセキュリティがかなり高くなるため、各仮想通貨取引所に実装されています。

2段階認証ログイン

2段階認証とは、仮想通貨取引所にログインをするときや各種の取引を行ったりする際に、ログイン・パスワードで認証を行うだけでなく、事前に登録をしておいた方法で送られた確認コードによる認証も行う認証方式です。確認コードの取得は、携帯電話のSMSメッセージでの送付、電子メールでの送付、スマートフォンの認証アプリの利用といった3つの方法が用意されています。これにより不正ログインのリスクを大幅に減らすことができます。

<仮想通貨取引所のセキュリティ>

仮想通貨取引所

セキュリティ

コールドウォレット

マルチシグ

2段階認証ログイン

ビットフライヤーbitFlyer

DMM Bitcoin

コインチェック
coincheck

×

コインエクスチェンジ
QUOINEX

ザイフ
Zaif

ビットバンク
bitbank

GMOコイン

仮想通貨取引関連の手数料

仮想通貨取引所の取引手数料も確認しておきたい項目の一つです。

当然ですが、仮想通貨を取引するときは手数料が安価な取引所を利用すれば、1回あたりの金額は小さくても年間を通してみれば、手数料に大きなの開きが出てきます。

ここでは売買手数料、スプレッド、借入手数料など取引関連の手数料を紹介します。

売買手数料

<ビットコイン売買手数料>

ビットコイン取引で一番手数料が安いのはザイフ(Zaif)です。手数料がマイナスとは、ビットコイン売買が成立の際、取引額の0.05%がボーナスとして入るということです。

仮想通貨取引所

買い手数料

売り手数料

ビットフライヤー
bitFlyer 

0.01~0.15%

0.01~0.15%

DMM Bitcoin

無料

無料

コインチェック
Coincheck

0.00%

0.00%

ザイフ
Zaif

 -0.05%

-0.05%

<アルトコイン売買手数料>

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)は仮想通貨取引所で取り扱うものが異なります。英語が堪能な方ならば海外の仮想通貨取引所ですと売買手数料もお得です。

仮想通貨取引所

買い手数料

売り手数料

ビットフライヤー
bitFlyer 

0.20%

コインチェック
Coincheck

約1%~7%

ザイフ
Zaif
(XEM*1、MONA*2)

0%

0.1%

-0.01%

*1NEM(ネム)の通貨名はXEM(ゼム)

*2 MONA(モナー)の通貨名はMonaCoin(モナーコイン)

仮想通貨のスプレッド

スプレッドとは、「広がる」「差額」の意味で、仮想通貨取引で使用するスプレッド(Spread)とは、買値(ASK)と売値(BID)の価格差をいいます。FXでも同様の価格差があります。

例えば、買値が1BTC1,000,000円 売値が980,000円の場合スプレッドは20,000円になります。

売買差額で利益を出すときは、最低限でもスプレッドの利益を出す必要があります。またスプレッドが小さいほど利益を出しやすくなるので、スプレッドが小さく取引量が多い(流動性の高い)取引所を選択するようにしましょう。

<仮想通貨取引所のスプレッド>

仮想通貨取引所

スプレッド(価格差)

ビットフライヤー
bitFlyer 

約1%

DMM Bitcoin

約2%

コインチェック
Coincheck

ザイフ
Zaif

約2~3%

GMOコイン

約1~2%

(2018年6月24日現在)

借入手数料(信用・先物取引時のみ)

信用取引は返済期限を決めて仮想通貨や資金を借りて取引します。返済期限になると、自動で再借入れして取引を継続することもできます。

<信用取引における仮想通貨取引所のスワップ(金利)>

仮想通貨取引所

1日あたりの金利

買い

売り

コインチェック
coincheck

△0.04%

△0.05%

ビットポイント
BITPoint

△0.035%

△0.035%

ザイフ
Zaif

△0.039%

△0.039%

先物取引

先物取引は、将来の特定の期日に特定の価格で売り・買いを約束して取引する方法。その特定の期日を限月と呼び、限月で決済します。さらに長期間保有したい場合は、新たに限月を設定して取引します。

<先物取引における仮想通貨取引所のスワップ(金利)>

仮想通貨取引所

1日あたりの金利

買い

売り

ビットバンクトレード
Bitbank Trade

不要

不要

ビットフライヤー
bitFlyer

△0.04%

△0.04%

入金・出金手数料

口座を開設したら入・出金をくり返します。そこで気になる仮想通貨取引所の口座入金・出金手数料を比較しましょう。入金には、振込手数料が必要です。クイック入金を使うと、振込手続き後、即座に取引口座に振込額が反映されます。すぐに取引したいときなどに役立つシステムです。

<仮想通貨取引所の口座入金・出金手数料>

仮想通貨取引所

クイック入金

出金

ビットフライヤー
bitFlyer 

324円

216円~756円

DMM Bitcoin

無料

無料

コインチェック
Coincheck

756円以上

400円

ザイフ
Zaif

実費

350円~756円

ビットバンク
bitbank

取り扱いなし

540円~756円

仮想通貨の取引高

仮想通貨取引所の売買の活発さを表わすものとして取引高があります。

取引高2326億円のコインチェックは仮想通貨の取扱い数が多く、2017年5月にリップル(Ripple)やNEM(ネム)が高騰、大きな収益をあげ口座開設者が激増しました。

仮想通貨取引所の最大手ビットフライヤーはビットコイン取引については国内最大で都銀や大手生保が出資元となっている安定経営で口座開設者を着実に増加させています。

<仮想通貨取引所の取引高>

仮想通貨取引所

取引高

ビットフライヤー
bitFlyer 

1281億円

コインチェック
Coincheck

2326億円

ザイフ
Zaif

1億円以下

ビットバンクCC
bitbank.cc

1億3200万円

ビットバンクトレード
bitbank Trade

1億円以下

(2018年1月)

レバレッジ

信用取引と先物取引ではレバレッジを利かせて保有している額以上の大きな額の取引ができます。最大レバレッジは取引所で違います。取引所の最大レバレッジ及び対象商品は下表の通りです。

<仮想通貨取引所のレバレッジ比較>

仮想通貨取引所

最大レバレッジ

取引所種類

ビットフライヤー
bitFlyer 

15倍

FX型、先物型

DMM Bitcoin

5倍

FX

GMOコイン

25倍

FX

コインチェック
Coincheck

3倍または5倍

信用取引

ザイフ
Zaif

7.77倍(信用取引)
25倍(先物型)

信用取引、先物型

ビットバンクトレード
bitbank

20倍

先物

ビットポイント
BITPoint

25倍

信用取引、FX

入金・出金

取引以外にかかる手数料には日本円入金・出金手数料、ビットコイン出金手数料があります。

取引所での売買や収益をおろすときには日本円で入出金します。ビットコインで決済するときや他の取引所に移動するときなどは出金の手数料が派生します。

<仮想通貨取引所の日本円入金・出金手数料>

仮想通貨取引所

入金

出金

ビットフライヤー
bitFlyer 

銀行振込手数料実費負担

216円~756円

コインチェック
Coincheck

銀行振込手数料実費負担

400円

ザイフ
Zaif

銀行振込手数料実費負担

350円~756円

ビットバンク㏄
bitbank.㏄

銀行振込手数料実費負担

540円~756円

GMOコイン

銀行振込手数料実費負担

無料

<仮想通貨取引所のビットコイン出金手数料>

仮想通貨取引所

料金

ビットフライヤー
bitFlyer 

0.00005BTC

コインチェック
Coincheck

0.00005BTC

ザイフ
Zaif

0.0001BTC

ビットバンク㏄
bitbank.㏄

0.001BTC

GMOコイン

無料

仮想通貨の取引手法

仮想通貨の売買を扱う取引所では販売所取引、取引所取引、信用取引、先物取引のいずれかを提供しています。

基本的な仕組みは株式の売買と同様です。

販売所取引

取引所が仮想通貨の売買を扱うお店です。希望の額の売買が可能ですが、販売手数料を取られるため割高になっています。

取引所取引

取引所が仮想通貨を売りたい人と買いたい人をコーディネートします。双方の希望が合致すれば売買が成立、値段を指定する指値注文が行えます。不成立の場合は売買できないこともあります。

 信用取引

信用取引の場合、資金などを取引所から借ります。そして、それを使って売買します。ご自身の取引所口座にある金額以上の取引が行えます。融資ですから、返済期限もありますし、取引手数料にプラスして借入手数料がかかります。

先物取引

先物取引とは、将来の特定の期日に特定の商品などを、特定の金額で売買する約束を交わした取引のことです。たとえば1か月後と決めた当日に価格が急騰していた場合、当初の約束した値段で買えますからその分利益になります。ただし逆でしたら損失となります。

 <仮想通貨取引所の取引提供>

仮想通貨取引所

取引所

販売所

信用取引
(レバレッジ)

先物取引
(レバレッジ)

ビットフライヤー
bitFlyer 


(5倍)


(15倍)

コインチェック
Coincheck

 ○ 
(5倍)

ザイフ
Zaif

○ 

 ○
(7.77倍)


(25倍)

ビットバンクトレード
bitbank trade


(20倍)

GMOコイン


(25倍)

補償サービス

利用者が不正ログインなどで損失を被った場合、取引所が補償してくれるサービスが始まりました。まさかのときの補償サービスの有無、これも選択肢の一つになります。ビットフライヤーでは仮想通貨取引利用者がメールアドレス・パスワードなどの盗取で不正出金被害に遭った場合、上限500万円まで補償します。コインチェックではなりすまし補償を開始。上限100万円まで補償してくれます。

<仮想通貨取引所の損害補償>

仮想通貨取引所

補償適用ユーザー

補償金

補償対象

ビットフライヤー
bitFlyer
 

2段階認証設定済

ユーザー

資産100万円以下最大10万円

資産100万円以上最大500万円

日本円

コインチェック
Coincheck

2段階認証設定済

ユーザー

最大100万円

なりすまし被害による日本円、BTC

会社の安全性・信頼度

現在、さまざまな仮想通貨取引所がありますが、最も危惧することが取引所の倒産や破たんです。これにより預けていた仮想通貨が消滅するおそれもあります。仮想通貨取引所の安全性や信頼度を調べる手軽で確実な方法は資本金、出資会社のチェックです。資本金の高さや出資元が上場企業かなどを目安にします。

<仮想通貨取引所の資本金・出資元比較>

取引所

資本金

出資元

ビットフライヤーbitflyer

41億238万円

・SMBC・みずほ銀行・第一生命・GMO 他

コインチェックcoincheck

9,200万円

・インキュベイトファンド・株式会社セレス

ザイフ
Zaif

8億3,013万円

・株式会社テックビューロ・株式会社OKwave

ビットポイントBITPOINT

4億3,000万円

・株式会社リミックスポイント

ビットバンクBitbank

3億8,100万円

・株式会社セレス

クラーケンKraken

500万ドル(約5.6億円)

・SBIホールディングス・マネーパートナーズ 他

仮想通貨取引所の選び方 まとめ

活況をもたらしている仮想通貨マーケット。関心を持たれている方はさぞ多いでしょう。仮想通貨投資は仮想通貨の価格差が収益になります。そのスペースとなるのが仮想通貨取引所です。

ビギナーの方に推奨したい仮想通貨取引所の選び方は、多種類の仮想通貨を扱っている取引所です。一点集中ではなくいろいろな仮想通貨を購入する分散投資にすればリスクを軽減できます。取引所は最初から1社ではなくて数社にしぼって登録、そこで最もユーザビリティ(使いやすい)の高いものを選べば快適に操作できます。

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