はじめに

こんにちは!管理人2号です。

今回は管理人2号が読んだ投資信託の書籍『最新 資産設計は[ポートフォリオ]で考える投資信託35の法則』についてご紹介したいと思います。

この書籍は、投資信託に関する初心者~中級者向けの書籍となっており、投資信託とはなにか?投資信託を選ぶ上でのポイント紹介などから優秀な投資信託銘柄の選び方、ポートフォリオの管理方法(リ・バランス)、投資信託をどう売却をしていくのかまで、投資信託に関する内容をオールインワンで紹介しています。

特にこれから投資信託について勉強したい方は書籍の前半部分、投資信託に関する知識を深めたい方は書籍の後半部分が参考になると思います。

『最新 資産設計は[ポートフォリオ]で考える投資信託35の法則』 著者:カン・チュンド

書籍名:最新 資産設計は[ポートフォリオ]で考える投資信託35の法則

著者名:カン・チュンド

出版社:株式会社ソーテック

出版日:2010年3月31日

価格:1,480円(税別)

目次

第1段階 投資信託のしくみをきちんと理解する

Step1 投資信託とは「透明なフクロ」

Step2 投資信託はリスク分散を実現した、びきなー向け商品

Step3 「投機」と「投資」は何が違うの?

Step4 「短期売買法」と「長期保有法」の考え方

Step5 投資信託に関わる3つの会社とは?

第2段階 投資信託の基本用語を覚えよう

Step6 「口数」「純資産額」「基準価格」①

Step7 「口数」「純資産額」「基準価格」②

Step8 「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」とは?

Step9 投資信託をカテゴリーに分ける「アセットクラス」

Step10 投資信託で資産はどのくらい殖やせるのか

第3段階 投資信託を買う時にチェックしておきたいこと

Step11 円建てMMFを購入してみよう

Step12 「設定日」と「信託期間」とは?

Step13 分配金は「分配コース」か、それとも「再投資コース」か?

Step14 毎月分配型のファンドは避けるべき

Step15 投資信託の「投資方針」「運用体制」を確認する

第4段階 運用レポートをチェックして、投資信託を絞り込む

Step16 アクティブ・ファンドとインデックス・ファンド

Step17 ファンド設定来の成績を「ベンチマーク」と比較しよう

Step18 運用レポートを深読みする

Step19 投資信託の「信託」について理解する

Step20 投資信託にはさまざまな派生系があります

第5段階 投資信託の活動記録、運用報告書を読みこなす

Step21 投資信託にかかるトータルコスト(年間経費)を知る

Step22 「純資産額」の推移から投資信託の健全性を見る

Step23 「売買高比率」から投資信託のオトナ度を知る

Step24 「運用報告書」を深読みする

Step25 投資信託ポータルサイト集と外貨建てMMF

Step26 投資信託を比較評価するための指標「シャープ・レシオ」

第6段階 アセットクラスとポートフォリオで投資信託を捉える

Step27 アセットクラスの組み合わせ

Step28 相関係数とリスク許容度その①基本編

Step29 相関係数とリスク許容度その②安全資産編

Step30 相関係数とリスク許容度その③リスク資産編

第7段階 投資信託の管理のしかた・解約のしかた

Step31 モデルポートフォリオを使って検証

Step32 インデックス・ファンドでがっちり資産運用

Step33 投資の時期と販売会社を決めて投資信託を購入

Step34 ポートフォリオの管理=リ・バランスをしていく

Step35最後に、投資信託をどう売却していくのか

著者の紹介

著者はカン・チュンド氏です。

カン・チュンド氏は1968年神戸市生まれの在日コリアン3世。

不動産会社に6年勤務後、2000年に晋陽FPオフィスを開設し、2003年よりマネーの缶詰めスクール代表講師を務めています。

日本で唯一のインデックス投資アドバイザーとして投資信託業界ではかなり名の知れた方で、本書以外にも上場投資信託(ETF)に関する書籍『ETF投資』、(日本人が知らなかったETF投資)も出版しています。

管理人2号の書籍のココがポイント!

まず、投資信託がどのように形成されているのかについて触れておきましょう。

▼投資信託のしくみ

例えば株式市場を例に考えた場合、購入できる株式銘柄の総数は4,000を越えます。

その中でどの会社の株式を購入するかを見極めるのは至難の業ですよね?

そういう時に便利な金融商品が投資信託です。

投資信託は複数の銘柄をまとめる、いわば「パック商品」です。

そのため、個別の株式銘柄を選択した時と比べて銘柄を選択する労力がいらず、また個別銘柄ではなく業種や市場全体などの影響を受けて価格が変動するため、リスク分散を実現した金融商品となっています。

カン・チュンド氏は本書で投資信託のことを「透明なフクロ」に例えています。

▼投資信託に関わる3つの会社

投資信託はいくつかの会社の存在で成り立つ金融商品です。

それは、「販売会社」「運用会社」「受託会社」の3つです。

それぞれ説明します。

販売会社

投資信託を売っているお店の役割。基本的にはここが顧客窓口を担当。

運用会社

投資信託を作っているメーカー的存在。運用成績はここに掛かっている。

受託会社

ファンドの資産を預かっている倉庫の役割。資産管理と銘柄の売買を行っている。

それぞれの会社がそれぞれの職責を全うすることで投資信託が成り立ちます。

中には運用会社と販売会社を兼ねた直販形式(消費者へ直接ファンドを販売する形態)をとっている会社もあります。

もし、気になる方は調べてみると良いでしょう。

▼投資信託を選ぶポイント

本書『最新 資産設計は[ポートフォリオ]で考える投資信託35の法則』には投資信託を選ぶポイントについていくつか書いてあります。

その中でもいくつか触れます。

・純資産額は最低30億円必要(※出来れば100億円以上)

純資産額は運用が上手くいっているかどうかの他、投資家からのお金が集まっているのかどうか(つまり人気があるのかどうか)のひとつの指標となります。

また、ファンドの純資産額が減少し、もうこれ以上運用できないとなった場合に繰り上げ償還と言って、ファンド保有者のポジションを決済され現金の形で資産が戻されるケースもあります。

そのようなリスクを防ぎ、長期で投資するためには純資産額はチェックしておくべきポイントです。

・販売手数料がゼロ円の「ノーロード型ファンド」を選ぼう

販売手数料が一切掛からないノーロード型ファンドというものが存在します。

投資に関するリターンを狙いたいならば、コストは限界まで下げることがベスト。

是非、投資信託の購入が初めての方はノーロード型ファンドを中心にファンドを選んでみると良いでしょう。

・信託報酬が1.6%以下の株式ファンド、1.0%以下の債券ファンドが狙い目

投資信託には運用時に掛かる手数料も存在します。これを信託報酬と呼びます。

ファンドによって信託報酬は様々なため、ファンド選択の際には必ずチェックするようにしてください。

・できるだけ分配金の頻度が少ない、もしくは分配金が少ないファンド

一見、分配金と聞くと嬉しく感じがちではありますが、分配金を定期的に支払うファンドということは定期的にお金が抜けていっているファンドということになります。

投資は資金が多ければ多いほど、運用益も大きな額を享受できる可能性が高まります。

分配金はその足かせになってしまうため、出来れば分配金がない、もしくは少額のファンドを選ぶと良いでしょう。

このほかにも、かなり具体的なファンドの選択方法を紹介しています。

気になる方は是非、『最新 資産設計は[ポートフォリオ]で考える投資信託35の法則』を手に取ってみて頂ければと思います。

あとがき

いかがでしょうか?

『最新 資産設計は[ポートフォリオ]で考える投資信託35の法則』投資信託に関する初歩的な説明から、具体的な投資信託銘柄の選ぶポイント方法など初心者でもすぐに使えそうな情報がふんだんに掛かれています。

加えて、本記事では紹介しませんでしたが、所有している投資信託の管理方法など、中級者でも知っておきたいテクニックまで触れられています。

まさに、投資信託の入門書、かつ参考書といった印象で、これ1冊で投資信託に関する理解は十分深まると思います。

興味のある方は是非、一度、手に取ってみてくださいね。

それでは、また!

管理人2号

≪今回ご紹介した書籍≫