こんにちは。

社会人になっても5年以上貯金が0円で、すべてパソコンとオーディオに使っていた管理人1号です。

今回は、お金と人の心理の関係を扱った書籍「教科書にない お金の増やし方・守り方」を紹介します。

この書籍のテーマは、日常的な行動にも影響している心の罠を学んで、気が付かないうちに損をしてしまう状態をなくす事。そして、お金に関して間違った判断をしない為の基本的な知識が身につけることができる一冊です。

物を買ったり、投資をしたり。お金を使う時に自分で考えて決めていると思っても、実は巧妙な仕組みや誘導で決められているかも知れません。

こうしたお金と心の仕組みを「行動経済学」の面から、わかりやすく説明されています。

行動経済学は、投資やギャンブル、買い物など日常生活における身近な経済行動について、心理学を交えて分析する学問です。

管理人1号は、書籍の出版記念セミナーにも参加して、いかに脳が勝手に不合理な決断をしているかという学びを得ることができました。

「教科書にない お金の増やし方・守り方」著者:大江英樹

書籍名:教科書にない お金の増やし方・守り方

著者名:大江英樹

出版社:大和書房

出版日:2016/12/18

 

目次

Lesson1
人は「損失を避ける」ことを優先する
―なぜ合理的に考えられないのか

Lesson2
誰もが「心の錯覚」で買ってしまう
―直観や衝動は押しのけられるか

Lesson3
幸せになる使い方を選び取る
―お金で買える楽しみを増やすには

Lesson4
不合理な選択をしない体質になる
―本当に欲しいものだけを買うには

著者の紹介

著者は経済コラムニストの大江英樹氏です。

大手証券会社で個人の資産運用業務に関わった後、確定拠出年金の投資教育業務に携わったお金教育のプロ。

40万人以上に「経済とおかね」に関する授業を開催した実績の持ち主です。

定年退職後、オフィス・リベルタスを設立し、お金との関わり方について広く知識を伝える活動をされています。

『投資賢者の心理学』、『知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生』などの著書があります。

参考ポイント 1 なぜ損切りできないのか

株式投資やFXで損失を膨らませてしまう失敗の一つが「損切り」が徹底できないということがあります。

投資家の多くは、買った値段を基準として株価を判断してしまうケースが多くなります。自分の価格を「参照点」として認識しているのです。

この参照点を基準にしてしまうと、株価の正しい判断が鈍ってしまいます。また、株価が下がってしまった場合、そもそもの買値が割高だった場合などは、下がった原因を探してもなかなか見つかるものではありません。

株価が下がってしまった際には「損失回避」の心理が働きます。

人は本能的に「得」をすることよりも「損」をすることを嫌います。これを「プロスペクト理論」と呼びます。

また、保有していたらいずれ上がるだろうという根拠のない希望的観測に囚われてしまう状態に陥ってしまうケースもあります。

参考ポイント 2 投資信託の配当金は非合理的

高齢者の方に多いのが、投資信託の中で分配金の出るタイプが人気を集めているケースがあります。

この分配金は、利息のように増えた分が支払われるのではなく、自分が購入した投資信託から切り崩して支払われているお金になります。「分配金が支払われた分だけ基準額が下がる」ということを知らない方は約70%にものぼるそうです。

そういった「心の錯覚」で勘違いをして、分配金をもらってよかったと喜んでいると、実は元本が減っていたということにもなりかねません。

その様な思い違いをしない。仕組みをよく理解することがとても大切です。

参考ポイント 3 心のクセを利用して貯金する

当サイトでは「貯金の仕組み化」として給与天引き自動積立預金をオススメしていますが、こちらの書籍でも給与天引きを「貯蓄の王道」として紹介しています。

行動経済学的な観点から以下の3つがポイントとしてあげられています。

メンタル・アカウンティング

自分の感じ方によって、お金の値打ちや意味を変えてしまっていること。

双曲割引

遠い将来のことは価値を低く見積もってしまうこと。

現状バイアス

日常的になっている現状を変えたくないと思う心理。

給与天引きされると、貯蓄に回されたお金は最初からなかったものとして考えるようになります。(メンタル・アカウンティング)
天引きにより強制的に貯蓄に回すことで、将来の楽しみよりも今の楽しみを優先してしまう心理(双曲割引)を回避することができます。
一度貯金したものを崩すのがもったいない状態。解約にも手間がかかる状態にすることで、中途の解約を防ぐことになり(現状バイアス)、将来の資金としてお金が貯まる事になります。

あとがき

いかがでしたでしょうか?人の心理が、いかに脳に勝手に操られているという事がわかると思います。

その他にも

二度と戻らないお金にこだわる「サンクコストの呪縛」

深く考え抜くことを辞めてしまう「代表性ヒューリスティック」

起こりうる結果に重み付けをする「ギャンブラーの誤謬」

など、確かに。。と思う、お金や経済に関係する心理学の理論が数多く紹介されています。

お金に対する判断は思った以上に脳が勝手に判断していることがわかり、さまざまな心理状態になる可能性があるという事を知っておくことで、不必要な損失を避けることができるのではないでしょうか。

お金と心の関係について興味があるかたは、一度手にとって見てください。

管理人1号

≪今回ご紹介した書籍≫

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