こんにちは。

管理人1号です。

最近の書店の一般書コーナーに行くと、白い背景をベースにして、表紙に色々と文章を書き込むパターンが増えている印象がありませんか?。
そして、「医者が教える」「究極の」「超~術」「名門大学式」などのタイトルが多いこと(汗)

そのような時流の中で「最高の」という名前がつけられた「お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計」という書籍を書店で発見したので、レビューさせていただきます。

当サイトは、貯金や投資を行いながら、お金を貯めたり、増やしたりすることを目標にしていますので、家計を管理することは大きなポイントです。

また、この書籍のメインテーマである『「何もしない」&「平均狙い」がいちばん手堅い』という方法は、知識が少ない方でも実践できる方法だと思います。

編集者の言葉

「お金が大好き!」というわけでは”ない”人のための「いちばん手堅くお金がたまって、かつ、いちばん手間がかからない、家計のしくみづくり」の教科書です。
(中略)
”ふつうの家計”がやるべきことはたった一つ。
「年1回のメンテナンスで、自動的にお金が増えていく『システム』をつくること」

超堅実派のためのマネー本です。

「お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計」

書籍名:お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計

著者名:岩崎淳子

出版社: ダイヤモンド社

出版日:2018年3月23日

価格:1,620円(税込)

目次

Prologue 「最高の家計システム」をつくる

Chapter 1 なぜ「節約だけ」ではダメなのか?

Chapter 2 「預金だけ」はもったいない!

Chapter 3 「トクする保険」なんてない!

Chapter 4 「何もしない&平均狙い」がいちばん手堅い

Chapter 5 さあ、最高の「家計システム」をつくろう

Chapter 6 まだここが気になる! 最高の家計Q&A

著者の紹介

著者は、ファイナンシャルプランナー岩崎淳子さん。
アメリカ在住の米国公認会計士(CPA)、パーソナル・ファイナンシャル・スペシャリスト(PFS)資格の保持者です。

NTTに入社後、外資系IT企業でマーケティング戦略やアナリスト業務を経験し、アメリカに移住して専業主婦へ。

大学の研究員である夫が家計に関わる余裕がないことから、自身の役割を「一家を支えるCFO」と定義。
CFOは最高財務責任者という意味で、企業のファイナンス業務に関するトップポジションです。

仕事で培ったリサーチ・分析能力を、主婦と専門家の2つの視点から家計管理に活かしているスペシャリストです。

ポイント 1 知っているか、知らないか

管理人1号が、やっぱりと頷いたのが「知識」に対する考え方です。

「知っているか、知らないか」お金の世界では、これが大きな差を生みます。
(中略)
ここにあるのは知識の差です。
正しい知識で投資を行えば、誰でもある程度は資産を増やせるはずなのに、「知識がない」せいでそもそも市場に参加しなかったり、誤った行動をしてしまう。
何もしなくても2000万円が4000万円になる年利9.5%の預け先があったのに、「知識がない」せいで年利1%にも満たない定期預金に放置してしまう。

これは激しく同意しました。

頭がいいとか、難しいことを理解できるとか、IQの問題ではなく、その情報を「知っているか、知らないか」だけなのです。

当サイト内でも紹介していますが、メガバンクの普通預金の金利0.001%の貯金を、ネット銀行に入れ替えるだけで金利0.1%になる場合もあり100倍の差がでることもあるのです。

知らないという事だけで、機会損失を生み出していることと同じ事になるのです。

ポイント 2 何もしない&平均狙い

お金を増やす方法には、投資がもっとも知られていてる方法ですが、投資と聞いただけで拒否反応をしめす人が多いようです。
なぜ、貯金は出来ても投資が出来ないのか。

それは、著者の言葉では以下のように書かれています。

多くの人が「なぜその方法がいいのか?」をとことん理解できていないからです。

知らないから怖い、と思ってしまっているという事です。
「食わず嫌い」ということが言えるのかも知れません。

この書籍では、お金のことで悩まない、難しく考えなくてもお金を増やせるように、「何もしない」でお金を増やす方法を提案しています。
いったん、仕組みを作ってしまえば、ほったらかしにしておけば大丈夫な簡単なやり方です。

また、「平均狙い」ということもポイントです。
平均というと、なんだか平凡なというイメージもありますが、実は中間だからこそ、普通の人でもできる方法なのです。

お金の世界では「すごく儲かる」と「すごく損する」の中間、すなわち、”ふつう”を狙うことこそが、手堅く資産をつくっていく何よりの秘訣なのです。

ポイント3 バランスシートで家計を確認

著者の岩崎さんは、家計簿が苦手なタイプのようで、家計簿はざっくりでいいと言います。

家計簿はお金を使った過去の記録です。
なので、今後の生活費の支出の参考には出来ますが、どんなにきっちりと家計簿をつけても資産が増えることはありません。

なので、「バランスシートで家計を確認」すること大切になります。

「バランスシート」!? 難しくなってきたと、思う方もいるかも知れません。

簡単に説明すると、一家の中に「どれだけ資産があって、どれだけ負債があるか」を確認しましょうということです。

資産には「銀行預金、運用資産、持ち家、自動車」などの、お金にできるものが入ります。
負債には「住宅ローン、自動車ローン」が入ります。

「引用:お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計」

この資産の中で、「お金を増やすもの」の割合を増やすことがこの書籍のポイントです。

「資産がお金を生むしくみ」を資産形成エンジンと呼びます。
資産形成エンジンとは、預貯金・株式・投資信託・不動産など資産が、利子・配当・値上がり益などの利回りを生み、資産そのものが増えていくシステムのことです。

つまり、バランスシートのなかに預貯金がいくらあっても、資産が増えないということです。

この「資産形成エンジン」のパワーを上げることで、資産がお金を生み出す力になるのです。

ポイント4 インデックス投資信託を買うだけ

結局何をしたら良いのか?

資産を増やすために『「何もしない」&「平均狙い」がいちばん手堅い』を紹介されているのが、当サイトの記事や、金融庁が『初めての投資におススメの1冊』のNo.1に推薦している「お金は寝かせて増やしなさい」でも取り上げられている「インデックス投資信託」です。

なぜ、「インデックス投資信託」が良いのかという解説は、書籍の中で著者の考えやアメリカの事例などから、なるほどというように紹介されていますので、分かりやすく理解できると思います。

簡単に説明すると「世界中の株式をまんべんなく買って平均点を狙おう」ということに近いでしょうか。

自分に知識がなくても、すべてをいい感じで平均的に買う「インデックス投資信託」を買うだけですから、難しいことはありません。

ファンドを選ぶのが面倒な初心者の方におすすめされていたバランスファンドを一部紹介します。

・日興DCインデックスバランス

・三井住友・DC年金バランス

・ダイワ・ライフ・バランス

・DCニッセイワールドセレクトファンド

「お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計」まとめ

ポイント1でも記載しましたが、「知っているか、知らないか」というのは本当に大切なことだと再認識しました。

先日レビューした「ゼイチョー!」というマンガも、税金や補助金のしくみを知っていれば、大事にはいたらないというのに。。という内容の話でした。

また、投資や家計と共に語られることが多い、生命保険の考え方なども、1章を使って丁寧に説明されています。
保険業界の人が読んだら、耳が痛くなるような内容が記載されていますが、最高の家計のための参考になります。

「最高の家計をつくる」理論だけではなく、実際に何をどうしたらいいのかまでを丁寧に説明した書籍で、管理人イチオシの1冊です。

管理人1号